本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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映画『マトリックス レザレクションズ』感想

 

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こんにちは。

クラウド会計サービスに加入したけれど今のところ便利さがまったくわからないでいるサトーです。

というのもデータを手入力した翌日に、口座のデータが自動同期されたので、手入力したやつと重複してしまいました。これを直すのが面倒くさいです。

1年分を一括払いしたので解約すると損になりますから、使い続けるしかないんですよね。便利になると期待したのに余計な手間が増えてしまいました。

う~ん、これは予想外でした。

 


映画『マトリックス

 

 

見たことありますか?
公開されたのは1999年。
私は公開から少したってから見ました。
当時の世間の騒ぎようはすごかったと記憶しています。
バレットタイムというカメラをたくさん並べてスローモーションのように映す方法で、主人公ネオがイナバウアーに似た動きで銃弾をかわす(けれど被弾)シーンが人々に衝撃を与えたようです。

 

ようです、というのは私が当時の感想を覚えていないからですね。
当時の感想は覚えていませんが、レザレクションズの中で
回想シーンみたいな映像がちょいちょい出てきまして、
その中で先ほどのバレットタイムの被弾シーンもあるんですが

最初の『マトリックス』は
いま見てもスタイリッシュというかクールというかカッコイイですね。
このシーンの衝撃を超える映画は、なかなか出てこないのではないでしょうか。
ありますかね?

 


ノスタルジーでメランコリー

 

 

 

さて、『マトリックス レザレクションズ』の感想ですが、
なんというか「コレ、中年の純愛だな」と思ってしまいました。

 

メインキャラの中に若者もいるにはいるんですが
意欲ある若者が意欲のない中年を励ますんですね。
この場合の中年はネオですね。
う~ん。懐古趣味がすぎるというか、もうちょっと主役レベルでフレッシュにしてもいいんではないかと思いました。
ネオことキアヌファンには申し訳ないですが。
なんといっても初公開から20年以上経過しているわけです。

 


救世主が変わらない

Photo by Pixabay

小市民の私も中年になりましたし、
私とは比較にならない世界的なスターであるキアヌやキャリーも年を重ねたわけです。
モーフィアスとエージェント・スミスにいたっては役者が変わっています。
若返っているんですよね。
むしろ粒子になって主役の二人とも若返ってもよかったのでは?

 

我々の世界で20年以上、映画の中ではもっと時間が経過しています。
その間、救世主が変わらないというのは、どうなのかと思いました。
(厳密に言うと救世主は変わったように見えますが、あいかわらずネオは同レベルのポジションにいると思われます)

 

そりゃあ2000年以上前の救世主の復活を待っているであろう教徒たちもいるかもしれませんが、それにしても映画でこれはどうなの?というのは拭えないですね。
それだけキアヌ・リーブスの影響力が強いということでしょうか。

 


監督は変わってた

 

大変申し訳ないです。
これは悪口ではないのですが、
最初のマトリックスは天才が撮ったという感じでしたが
レザレクションズは凡人が頑張って作ったんだなーという感想です。
偉そうにすいません。

 

監督はどうなってるの?と調べてみたら・・・
なんと1作目と同じウォシャウスキー監督でした。

しかしこの二人、1作目ではラリー&アンディ・ウォシャウスキー兄弟でしたが、
今では二人とも性別適合手術をうけて、ラナ&リリー・ウォシャウスキー姉妹になってるそうです。
いろいろビックリですね。

 

さてこれだけ切れ味が落ちたレザレクションズですが、
こうなったのは年月のせいなのか、兄弟が姉妹になったからなのか
はたまた別の要因があるのかは分かりません。

 

年取ったら人間は守りに入るんでしょうか?
この映画は、あの頃はよかったなあ・・・と甘酸っぱいノスタルジーを求める中高年にはいいかもしれません。

 

いろいろ書きましたが、この記事は決して中年disではありません
中年は中年でいい味を出すことができるでしょう。

私が言いたいのは、マトリックスは復活したけれど世界観はそのままなのでは?ということです。映画の最後のほうで「世界をブッ壊して作り直すぜ!」みたいな意気ごみはありましたけど、全体的にはあの頃と世界観があまり変わっていない印象を受けました。

 

まあその間、みんなのネオがマシンに拘束されていたわけですから、当然かもしれませんが。

 

さてさて。ここまで書いてきてなんだか
もう一度、最初の『マトリックス』が見たくなりましたね。


それでは、お読みいただきありがとうございました♪