本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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映画『恐怖城』感想

 

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こんにちは。
WBCの日本vsチェコ戦をみて盛り上がっていたサトーです。
チェコの選手たちの事情を知ってプレーを見てると、とても爽やかな気分になりました。野球のわからない私でも見ていて楽しめるので、WBCはすごいですね。
チェコ選手たちの活躍を期待します。

 


さて、最近みた映画の感想です。
ちょいネタバレがあるので、まだ見てない方はご注意ください。

 


世界で最初のゾンビ映画は?

世界で最初のゾンビ映画を知っていますか?
私は知りませんでした。そもそもゾンビに興味がないもんで
ゾンビの起源とか考えたこともなかったんですね。

 

で、世界で最初のゾンビ映画はこの『恐怖城』だそうです。
原題は『WHITE ZOMBIE』1932

 

 

 

愛し合う若い二人が馬車に乗って登場します。
そしてしばらくすると、御者が叫びます。
ゾンビ!

 

これだけでもうどんなタイプの映画か
わかっちゃうんですよね。すごいですよね。
ゾンビというワードに含まれた世界共通認識はすごいですね。


エレガントなゾンビ映画

舞台はハイチです。南国です。
フランス語で書かれた法律がでてきます。

公開されたのが1932年。
そのせいか登場人物はスーツやマントを着たり、
女性もドレッシーな格好をしています。
白人を案内する御者はケープを着て、
たぶんシルクのハットをかぶっています。

で、タイトルに「城」とあるように、
最後にはとある朽ち果てた城が舞台になります。

そこをゾンビが歩いてるんですね。
朽ち果てた城をゾンビが歩いてる画はなんとなく、
エレガントに見えます。
現代のゾンビ映画に比べたらはるかにエレガントです。
エレガントなゾンビ映画なんですね。

 


横恋慕

ここからはちょいネタバレになりますが
若い二人がきたのは、ハイチで結婚式を挙げるためなんです。

ボーモン邸に住むボーモンさんに招待されて
ハイチで式を挙げるために来たんですね。
それが間違いでした。

 

ボーモンさんは美しいマデリーンに恋をしていて、
どうにか彼女を振り向かせたくて、
式をハイチで挙げるように仕向けたんですね。
横恋慕したので、結婚式の前に彼女を奪いたいんです。

で、切羽つまってベラ・ルゴシ(有名な俳優)演じる
見るからに怪しい男を頼るんですね。彼女を振り向かせたい!と。
が、これがまた大きな間違いでした。

 


ゾンビにされちゃった!

で、怪しい男ベラ・ルゴシ
マデリーンをゾンビにしちゃえ、と提案するんです。
ボーモンさんは最初これを拒否するんですが、
自力でマデリーンを振り向かせるのは無理だとわかり、
彼女をゾンビにしちゃうんですね。

で、そこからマデリーンの夫になるはずだったニール
地元に住んでる博士がタッグを組んで
マデリーンの捜索&奪還がはじまります。

 


ゾンビ作成方法

エレガントなゾンビの作成方法は
ロミオとジュリエット方式になります。
この名前はいま、私が思いつきで命名しました。
もしかしたらすでに誰かが思いついてるかもしれません。

 

この映画でゾンビになるには、肉体的な死を迎えるんではなくて
一度、昏睡状態にするんですね。

それには薬を使います。
マデリーンは愛欲に狂ったボーモンさんによって
薬をかがされ、ゾンビになってしまうんですね。

 

この薬が強力なので、鼻や口からごく微量を摂取しただけで
ゾンビになってしまうんです。

 

ウィルスみたいですね。
ゾンビになるウィルスです。
ウィルスという共通点でみればブラピの『ワールド・ウォーZ』が
ありますね。

 

 

 


目ヂカラがすごい

恐怖城から唯一、生きて帰ったまじない師が
邪悪な精神をもつ殺人鬼」と言ったように
ベラ・ルゴシがマジで邪悪な殺人鬼なんですね。

罪悪感は皆無らしく、ゾンビをどんどん生み出していくんです。
そして平気で人を殺します。ゾンビにしないで人を殺すんですね。

それにしてもベラ・ルゴシ目ヂカラがすごすぎますね。
まさに悪魔のような眼力です。

 

まとめ

というわけで、クライマックスはベラ・ルゴシ率いるゾンビ団
ニール&博士の戦いになります。
果たして、マデリーンを取り戻せるのか・・・?!

 

ゾンビの怖いところは、言葉が通じず、銃で撃っても
簡単には死なないところですよね。
銃で撃ったのに倒れないで、襲ってくるんですよ。
怖いです。

 

そんなゾンビたちとニール&博士がどのように戦うのかも
見所です。

 

最後には、いろいろあって、めでたしめでたしです。
興味ある方は見てみてください。

 

久々に ”当たり” の映画を見つけた気分で
ドキドキしました。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪