本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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本『悪いヤツほど出世する』感想

 

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こんにちは。
海外から取り寄せたホワイトニングを使ったら、強烈にしみて歯茎に激痛が走ったサトーです。わざわざ取り寄せたのに、ショックです。
ちなみに痛みの原因は虫歯ではなく、知覚過敏ぽいんですよね。そこから薬剤が神経に到達して激痛が・・・ではないかと推測しています。
3回連続で痛くなったので、使用を中止したほうがよさそうです。

 

さて、読んだ本の感想です。

 


出世したいですか?

私は個人事業主なので出世とか評価とかは関係ないんですけど
何がなんでも出世したい!という人はいるでしょうね。
出世したいけど、なかなか出世できない…という人には
ヒントになるかもしれません。
実行するかどうかは自己責任ですが・・・

 

『悪いヤツほど出世する』
ジェフェリー・フェファー/村井章子

 

 

 


「いいリーダー像」の実害

内容をざっくり説明すると
世の中のリーダーは美化されすぎているために
実害が起きているとのこと。

 

どういうことかというと、
みんなはいいリーダーを目指しているけれど
実際に現場を仕切っていたり、活躍しているのは悪いリーダーであると。

 

なので、いいリーダーVS悪いリーダーになると
悪いリーダーが勝っちゃうので
いいリーダーが現場から排除されていって
悪いヤツばかり残って出世する…そんなかんじらしいんですね。

 


思い当たる

もちろん、実力や実績は同レベルで、という前提だと思うんですけどね。
読んでいて納得しました。
たしかに、昔の職場にこんな人たちいたなーと思い出したのです。

 

それに不思議と、そういう悪いヤツほど上の人に可愛がられたり
成績が良かったりしたんですよね。
もちろん日本には正規社員と非正規社員という違いなどはありますが
そういうことだったのか~と納得できた部分はありました。

 


リーダーは美化される?

リーダーが美化されているというのは
例えばリーダーはチームのみんなに公平に接してくれるだろう、とか
リーダーは謙虚で正直であるべきだ、とか
リーダーとして誰にでも心を開いて話さなければならない…
とかそういう「正しいリーダーのあるべき像」みたいなやつです。

 

そういうのを、どうやら我々は
巷の本や研修で刷りこまれているようなんですね。

 

でも現実は違うと。
正直ものがバカを見るということが実際起こっているというんです。

 

そういった事例もいくつか紹介されています。

なぜそんなことが起こるのか。
それはリーダー像が美化されていて
現実に活躍するリーダー像とは違うから、というんですね。

 


悪いヤツになる?

だからといって、悪いヤツになれということではなさそうです。
リーダーだから好き勝手していいんだろ!と感情的になって
自分勝手に振るまい続けるのも問題があると。

 

そりゃそうですよね。
そんなことしてたら普通に人が離れていきます
いい人でもダメ、悪い人でもダメ、じゃあどうすればいいんだ?!

 

となると思うんですが、大まかに言うと
「自分の身は自分で守れ」とのとです。

その6つの方法というか、心得みたいなものも最後の方で紹介されています。

 


まとめ

もし、あなたがリーダーとの関係で困っているのであれば
その人をよく観察して、その人がどんなタイプのリーダーなのか
見極めることが必要になる・・・そうです。

 

私は在宅で仕事をしているのでリーダーはいないんですが
昔の職場とリーダーたちを思い出して
ちょっといろいろ考えてしまいました。

 

この本を読んだあと、悪いリーダーを目指すかどうかは
自己責任になるんですが、
リーダーとの関係で悩んでいる人には何かしらのヒント
なるかもしれませんね?

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪