こんにちは。
ダイエット期間が終了したので久々にパスタを食べたサトーです。
栄養とか脂質とかを気にしないで食べる食事は楽しいですね。
さて、新しい海外ドラマを見たので感想を書きます。
ネタバレがあるかもしれませんので、ご注意ください。
あとこちらは、前情報なしで見たほうが面白いドラマだと思います。
豪タスマニア州
デッドロックという小さな町で
ある日、死体が発見されます。
町に住む警部のダルシー・コリンズ（ケイト・ボックス）と
よそから応援にきた主任刑事の
エディ・レッドクリフ（マデレーン・サミ）
が事件を担当することに。
しかし、真面目にやりたいダルシーと
自由奔放すぎるエディは、まったく意見があいません。
ことあるごとに衝突し、小競り合いを繰り返します。
そうこうしているうちに
次の被害者が発見されます。
さてさて、全く連携できていないダルシーたちは
事件を解決することができるのでしょうか・・・
面白い
このドラマはですね、２０２３年のドラマで
放映されたばかりなんですね。
なのでこのブログを書いている６月上旬の時点では
まだ３話しか放送されていないんですよ。
３話＋予告編の４つだけですね。
でも面白かったです。
１話の最初のほうで、あ、なんかこれ
映画『ファーゴ』みたいな雰囲気あるなと
思ったんですよね。
責任ある立場の女性警察官と、その周囲のマイペースな人たち。
もしかしたら、優秀なTOPが１人いて
その周りはマイペースばっかり・・・というのは
海外の田舎あるあるなのかもしれませんね。
以下、個人的に面白いと思った点を書いていきます。
マイノリティ
デッドロックってたぶん架空の町だと思うんですけどね。
小さな町なんですよね。
村といってもいいくらいの小さい街です。
この時点でマイノリティと言ってもいいと思います。
で、一番おどろいたのが
主役のダルシー・コリンズ警部がレズビアンなんです。
しかも、既婚で妻がいます。
しかも、それを上司にカミングアウト済みなんです。
小さな町＋女性警部＋レズビアン＋レズビアンカップル＋カミングアウト済
って、これかなりマイノリティですよね？
ダルシーは白人女性ですが、
それにしても主役の設定が、かなり攻めてるかんじです。
それもそのはず、っていうか
このデッドロック自体が、同性愛者が多く住む町らしいんですね。
他にもレズビアンのカップルがいます。
異性愛者のカップルもいますが
同性愛者も多いんです。
そういう意味ではかなり進んでいる町ですね。
驚いたのはこれが北欧ではなく
オーストラリアだということです。
私、オーストラリアについてはよく知らないんですが
このドラマみたいに同性愛者への社会的な理解が
進んでいる町なんでしょうか？
だとしたらかなり先進的ですね。
おっさんみたいなエディ
ダルシーと共に捜査をするのは
主任刑事のエディなんですが
この人がハチャメチャ過ぎるんです。
エディは女性なんですが
中身は完全におっさんです。
しかも平気で人に迷惑をかけるタイプのおっさんで
口は悪いし、名前を覚えないし、酒で失敗するし
操作手順を守らないし
セクハラや差別発言も平気でするし
他人の意見を聞かないし
何が何でも自分の考えを押し通そうとするし。
つまり、嫌なおっさんでも
ここまで嫌なおっさんは滅多にいないだろう
ってくらい、嫌な人なんです。
そんなエディと組むことになったダルシーも災難です。
が・・・
３話くらいでエディが弱みを見せるシーンが出てきます。
さてさて、これからどうなっていくんでしょうね。
脇役たち
このドラマが面白いのは、
脇役のキャラも個性的で
それによって真面目なダルシーが
振り回されるところです。
まず、ダルシーの部下、マツダ巡査ですが
演じているのはニーナ・オオヤマという方で
名前からすると日系ぽいですね。
このマツダ巡査のキャラがよいです。
仕事熱心だけど、イマイチ上司に評価されません。
おまけに自分の手柄をフィアンセに
とられる始末・・・
がんばれマツダ！と応援したくなります。
そしてダルシーの妻である
キャス（アリシア・ガーディナー）ですね。
彼女はとても世話好きな獣医で、なんでもかんでも
ダルシーと分かち合いたいタイプです。
その中には捜査情報も含まれているため
ダルシーはやがて妻と仕事との板挟みになります。
それまでは妻に何でも話していたけれど
やがてそれができなくなるんですね。
このカップルが今後どうなっていくかも注目です。
立場逆転
ちょっとネタバレになります。
あとですね、最近できたばかりのWikipediaにも
書かれているんですが
よくある犯罪ドラマとは逆になってるんですよ。
何がって、捜査する側と被害者の性別が逆になってるんです。
３話までに出てくる被害者は全員男性で
捜査陣の責任者は女性なんです。
普通は逆ですよね。
被害者は若い女性で、捜査側は男性ってパターンが
多いと思うんですが。
このあたりも面白いと思った理由です。
ただ、男性が殺される理由は何か？
と考えると、性犯罪のリベンジを想像させるので
ちょっとイヤな予感もするんですけどね。
まあ、これは私個人の感想なんですけどね。
まとめ
このドラマ、私はすごく面白いと思うんですが
映画レビューアプリでの評価は低いんですよね。
おそらくですが、
レズビアンや同性愛者への抵抗がある人は
面白いとは思わないのかもしれませんね。
あとはエディの強烈キャラが苦手な人もいるようです。
あとは先ほどの立場逆転ですね。
その構図が面白くないと思う人もいるのかもしれません。
今のところ１話が約６０分あって
かなり見ごたえがあります。
あーそうそう、こちらは吹き替えのみだったと思います。
ダルシーの吹替えは、ドラマ『クリミナルマインド』の
ペネロープ・ガルシア役の斉藤貴美子さんです。
低い声で真面目な警部を演じているのですが
それがダルシーにピッタリです！
それにしてもエディ役のマデレーン・サミも
よくあんなおっさんキャラを演じたよなーと思います。
あんなの、やろうと思ってできるもんじゃないですよ。
早く続きが見たいですね。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪
追記：
この記事を書いた前日に第４話が放映されました。今のところ予想通りの展開です。次回が楽しみです！
