こんにちは。
このブログは仕事のストレス発散のために書いてるので、基本はドラマとかの感想だけを書いていたいのですが、最近のニュースを見てるとそうも言ってられないので時事ニュースを取り上げているサトーです。
さいきん見つけた記事です。
「著しい被害を受けるおそれがある」として差し戻しですって。
いやーすごいですね。この件で冷静に判断を下せる人が司法にいるとは思いませんでした。
すごいです。
さいきん見たドラマの感想です。
ネタバレしてますんでご注意ください。
ストーリー
隻眼の警部リシは、部下のアイナールとチトラとともに、森で起きた奇怪な連続殺人を捜査する。
森林警備隊や、悪霊ヴァナラッチの噂、犯罪組織と関わりながら事件を追っていく。
感想
このドラマ、最初はホラーの様相で進んでいくんですよね。
森で起きた殺人と、民俗伝承というか地元の人々の間で信じられてきたヴァナラッチという悪霊と、極悪密猟者たちが関わってくるんです。
なのでその時点で、これはエコロジカル・ホラーかなと思ったんですよね。
そのつもりで見ていたんですよ。
10話あって、かなりゆっくりしたテンポで進んでいきます。
8話でもよかったんじゃないかなと思いますが、製作者にはこの話数がよかったんでしょうね。
終盤まではゆっくり進んで、ホラーです…これはホラーです…ホラーですよ…とやっているのに、
終盤にきていきなり、いや実はホラーじゃないんですよ・・・となるのでそこで、うおっマジで?!となるんです。
と思ったら、いや本当はホラーでした・・・になるのでね。
この手法が何かのセオリー通りなのかもしれませんが、見事でしたね。
なのでここまで長々とやってきたのは理由があったのかーとなるんですね。蛇足に見えた人間ドラマや、ささいな出来事が実は伏線でしたーとなるんです。このへんは好みがわかれそうですね。
ホラーだと思って見てた人は机バンバンになるかもしれません。
人間ドラマ
で、その人間ドラマですけど、伏線になるものとそうでないものがあります。
そうでないものはキャラクターに厚みを出して今風にしたかったのか、尺稼ぎなのかはわかりませんけどね。
複数の恋愛関係になるカップルが出てきます。
ちょっとネタバレになりますが・・・
保守的だと思われるインドでクィアのカップルが誕生したり、ベタすぎる恋愛関係だと思ったカップルが実はハニトラだったりします。
このあたりのドラマが終盤で効いてくるんですよね。
それまでに人間性というやつを散々見せられたあとだったのでね。
終盤のどんでん返しに驚くんですよ。
極悪な密猟者
このドラマでは密猟の問題も取り上げられています。
見ているうちに、密猟者、絶対に許さん。という気持ちになります。
顔を半分切り取られて象牙を摘出された象とか、意識がある状態で解体される子虎とか、一部に残酷なシーンがあります。
まあそれを言ったら、一番最初に集団で火の中に飛び込んでいく人々が出てくるんですけどね。とにかく、密猟者の横行と動物の虐殺が深刻な問題なんだろうなと推測できます。
まとめ
力を入れて作ったのがよくわかりますね。
1話のみにしか出てこない登場人物もたくさんいるんですよ。
登場人物がかなり多いので、途中から誰が誰だかわからなくなりました。1回しか出てこなかった人は最後は覚えてなかったですね。
エコロジカル・ホラーに見せかけて、実はミステリーでしたと見せかけて、本当はホラーなんですよ・・・になるので、この仕掛けだけで持っていかれます。
最初は、ふーんってかんじで見てたんですが、最後はホラー要素持ち出してくるから最後だけ本気でちょっと怖かったです。
そんなの卑怯だぞ。
で、ラストはそこからヴァナラッチのカッコいい曲が流れてきて、おお…となります。
このヴァナラッチの曲と、テーマ曲がクセになりますね。
2曲ともスマホに入れたいんですけど、ヴァナラッチの曲を聞きすぎると夜中に何か出てきそうな気もするので、ちょっと考えちゃいますね。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪