こんにちは。
海の日に海に関するドキュメンタリーを見たので感想を書くサトーです。
ところで・・・
トランプは撃たれて拳を突き上げましたが、ガザでは新たな空爆があり90人が死亡したそうです。イスラエルは潔く停戦しろ。
ドキュメンタリー映画
国立科学博物館が中心となって作成したドキュメンタリーです。
「今から3万数千年前に、最初の日本列島人が成し遂げた大航海を再現しようとする一大プロジェクト」
2016年~2019年の実験の様子が見られます。
台湾で舟を作って、黒潮を乗り超え、最寄りの与那国島を目指します。
ナレーションはやっぱり上手い宮崎美子さんです!
コンパスなし
すごいのは3万年前の祖先をそっくり真似してるところです。
舟は草や竹や木で作るし、海に出たらコンパスもないので太陽や星を頼りに進むし、何十時間も漕ぎ続けます。
最後の航海は、メンバーの交代なしで225キロを45時間10分かけて漕ぎ続けます。
海のど真ん中で暑さと疲労で体がうまく動かなかったり、ずっと座りっぱなしなので尻の皮が剥けたという人がいたりします。
人体を酷使しすぎです・・・
で、この舟がコースを外れても側で見守ってるエンジン付きの船の人たちは教えてくれないんですよね。
あくまでも、3万年前の祖先がやった方法の再現にこだわります。
下手したらこれ人権問題になるんじゃないかと見てて心配になりました・・・
台湾の人たちの協力も得て、無事を祈ってお祈りもしてもらって、どうにか与那国島にたどり着きます。
雲で島がわかる
なんか凄いものを見た気がしましたね。
本当にね、監視つきとはいえ、何もない海の上を太陽や星や雲を頼りに進んでいくなんて、陸でのんびり生きてる私からすると、とんでもない気狂いに見えますよ。失礼ですね。
衝撃を受けたのは、前方の雲を見て
「海上に変な雲がある
そこだけ気流が乱れてるので、下に島があるに違いありません」
とプロジェクトリーダーが言ったことです。
そんなスケールのでかい話・・・すごい・・・と思いました。
陸にいたら絶対にしない発想ですよね。
まとめ
タイトルの「スギメ」というのは、杉の木で作った舟の名前です。
杉の女神という意味らしいです。
自然を相手にするときに道具に神の名前をつけるなんて、いい意味で原始的で素晴らしいなと思いました。
木や海への敬意がなんとなく感じられますね。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪