本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

本、映画、ドラマの感想を書いています。

『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』感想

 

このブログではアフィリエイト広告を利用しています。

 


こんにちは。
憲法改正をたくらむ自民党の岸田首相が退任する意向を示したと知ったサトーです。
退任もけっこうなのですが、それよりも政権交代してほしいですね。
岸田氏の後に控えているのが、「戦争に行かない人は死刑にする」といった石破氏などであれば、日本国民にとって絶望的な状況に変わりはありませんからね。

www3.nhk.or.jp


さて終戦記念日なので、日本の戦争に関する本を読んだ感想です。

 


この本は

 

かつて、普通のよき日本人が「もう戦争しかない」と思った。
世界最高の頭脳たちが「やむなし」と決断した。

 

日清戦争から太平洋戦争までを、当時の世界情勢なども含めて大学教授の著者が解説しています。

 

感想

講義をそのまま文字起こししたような内容で、生徒さんとの会話などもあって読みやすかったです。
たいへん面白く読みました。

 

個人的には「(笑)」というのが多用されていて個人ブログみたいな記述でうっとうしいなと思いましたが、不満な点はそこだけです。

 

まとめ

読んでいてい思ったのは当時の日本の空気と、今の日本の空気(SNS含めて)は似てるところがあるよなーということです。

 

戦争の恐ろしさを知らないために、
「徴兵されたら行くのは当たり前」と言うことができたり(これ聞くたびにじゃあお前が真っ先に最前線に立つんだな?そうなんだな?そういう覚悟がある上で言ってるんだよな?と思います)

 

戦争賛成」と、無邪気に言えたりする人が出てくるんですよね。
これ聞くたびに、じゃあお前が真っ先に最前線に立つ(略)覚悟がある上で言ってるんだよな?と思います)

 

日本は高齢化社会ですし、今の自民党政権のまま開戦したとなると、たぶん1年も経たないうちに65歳までは徴兵するよーとか言いだしそうじゃないですか?
(開戦・参戦した日本政府が、1年以内に終戦・撤退することができるのか疑問)

 

戦争の酷さを知るには、今のウクライナパレスチナを調べてみるといいですよ。
まあ、パレスチナイスラエルの長期におよぶ戦争犯罪もあるので、極端な例かもしれませんが、パレスチナがあんなことになっても西洋諸国(主にG7)がイスラエルの肩をもつんですからね。

 

もし日本がパレスチナの立場になった時、味方になってくれる国がどれだけあるか?いや、1つでもあるのか?と考えたら、その恐ろしさがよくわかると思いますよ。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました。

 

 

fortunamajor.hatenablog.com

fortunamajor.hatenablog.com