こんにちは。
「緊急政令」という言葉をX(旧Twitter)で目にしたサトーです。
どうやら緊急事態条項の中に、「緊急政令」と「議員任期の延長」があるようです。
「緊急事態条項」は必要なのか 知っておきたいリスクとは? - トピックス - 情報労連リポート
それにしても支持率が低くて、任期があと少しで終わる首相が憲法を変えようとするのは図々しすぎるんじゃないですかね?
さいきん見た映画の感想です。
ちょっとネタバレしています。
ストーリー
フランスの小さな村、ラ・ポワントの海で男性が行方不明になる。
憲兵隊のマジャは引退を間近にして、サメ出現!の危機を訴えるが上司は取り合わない。
そんなとき行方不明だった男が無惨な姿で発見され、村はサメ・パニックになる。
マジャを演じるのはマリナ・フォイス。『ヴィーガンズ・ハム』にも出ていた人です。
感想
のどかなビーチでサメ出現!
利益を重視する住人たちとサメ退治したい人の衝突・・・という入り方は『ジョーズ』を思わせます。
『シャーク・ド・フランス』は田舎のビーチらしく、のんびりしたムードで進んでいきますが、そこにいる人間の感情はかなり激しいです。
サメ退治するからビーチは使用禁止といったら資本主義者は怒りだすし、父親がサメに襲われたから仕返しだ!と復讐をする兄弟は短絡的だし。
そんな中、マジャはひとりでサメに立ち向かいます。
醤油って・・・
ちょっとサメから脱線しますね。
吹替えで見たんですけどね。
途中でマジャが聞いてるラジオが、「外国から移住してきた醤油を使うやつらよりも伝統的な考え方のほうが君を破滅させそうだ」とか言ってたのを聞いてテンション下がっちゃったんですよね。
これって差別発言ですかね?
そんなことを言うなら、君たちはSUSHIと日本食と日本風のアイテムを今すぐ手放しなさい。できるかい?と説教したくなりました。たまに映画でムードある部屋のムードあるお姉さんが着ているKIMONOも手放すんだぞ、柔道もだぞ?わかったか?
なんかね、
パリ2024オリンピックもアジア人差別が露骨だったし、フランス人ってアメリカ以上にモラル崩壊してるというか、酷いんだなと思いました。
ヨーロッパってこんなもんですかね?
さて、話を映画に戻しますね。
元憲兵隊のマジャは引退するものの、サメ騒動が再び勃発したことで、一般市民としてサメ狩りに乗り出します。
現代らしく、世間に「ミスした」と認知されたマジャはSNSで誹謗中傷にあうし、実害も受けます。
まったく、いやな世の中だ。
引退後のマジャは諦めきれずに、ひとりサメ狩りに海へ出ます。
まるで引退した刑事がひとりで犯人追跡に乗り出すみたいじゃないですか。
そしてサメだけじゃなくて、サメに取り憑かれたマジャと、彼女を愛する夫のドラマも描かれていますよ。
まとめ
サメ映画なんですけど、サメの描写はあまりないんですね。
その代わりでしょうか、海のシーンではレーダーを使って臨場感を出すなど工夫が見られました。
ちなみに、マジャは49歳で憲兵隊を引退するらしいです。引退後は年金もらって悠々自適な生活をするんでしょうか。
引退後も体が自由に動かせる年齢ですからね。セカンドライフを謳歌できそうで、羨ましいです。
印象に残ったセリフはこちら。
「この世には二種類の英雄がいるのかも
世界を守る者と
愛する人を守る者だ」
これはマジャと彼女の夫のことを言ってるんですね。
ちょい感動的な締めくくりでした。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪