本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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『エイリアン:ロムルス』感想

 

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こんにちは。
今年は映画館で『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』の予告を見過ぎて、あの曲が脳内再生されるようになったサトーです。
もうすっかり、この映画を見た気分になってるので、劇場では見なくていいかなとか思ったりしてます。

 

そんなことより、スペインの首相が「国際刑事裁判所でネタニヤフに圧力をかけ続ける」と言ったそうです。すごいですね。

 

で、イスラエルパレスチナの安全地帯とされている学校をまたもや爆撃したそうです。そこでは子どもたちがポリオワクチンを接種するために集まっていたとか。本当に卑劣極まりないです。

 

さいきん見た映画の感想です。

 

ストーリー

『エイリアン』シリーズのスピンオフです。
『エイリアン』と『エイリアン2』の間に起きた話・・・という設定だそうです。

 

人生の行き場を失った若者たちが一縷の望みをかけて、ある宇宙ステーションに侵入する。
だが、そこで待ち受けていたのは最凶のエイリアンだった・・・
彼らは生き延びることができるのか。

 

ロムルスというのは、軍神マルスの子で双子の兄だそうです。
弟のレムスと一緒にオオカミに育てられ、協力してローマを建設したけどその後、争ってレムスを殺したそうな。

 

感想

見ながら思ったのはですね、これ、第一作へのオマージュかなと。
『プロメテウス』『コヴェナント』と違って、宇宙ステーションという密室で人間対エイリアンになってたし、ラストもなぞらえてる感じだったしね。
そういう意味で原点に回帰したのかなと思いました。

 

(ちなみに第一作のラストで私が思い出すのは、リドリーのショーツが小さかったことです。あれは2サイズくらい小さいんじゃないですかね。リラックスできないし仕事に集中できなさそうですね。まぁそんなこたぁ、どうでもいいんですけどね)

 

アンドロイド

ただ当然、第一作のまんまというわけではなくて、大きく違うなと思ったのはアンドロイドの役割ですね。

 

第一作はアンドロイドが人間と敵対する立場だったけど、今回のアンドロイドは何ものにも変え難い家族として描かれていました。

 

あとアンドロイド関係ないけど、個人的には宇宙船のパーツというか、物体とかツールの動きがわかりづらい部分が2箇所くらいあったんですよね。物の動き、特に宇宙船のこの部分がああなってこうなってレバーがこう!みたいなね、そういう動きを説明なしで画面だけで見せるってのは、やっぱ難しいんだなと。

 

もうちょっと尊厳を・・・

気になったのはですね、この映画でも女性の妊娠出産がエンタメ・コンテンツの1つとして使われていたことです。
もはや女性の妊娠出産はこういう扱われ方になってるんだなとわかりました。
まあそれを言ったら『エイリアン2』からそんなかんじだった気がします。

 

産む側は大変なんだからもうちょっと尊厳を与えてやれよ・・・と思ったんですよね。
あとこの映画のケイみたいに望まない妊娠をしてしまった状態で、中絶ダメ!ゼッタイ!になったら、母体の本人は絶望して死にたくなるだろうなと思ったので、やはり女性の体の決定権、中絶の決定権は女性本人に属するべきだなと強く確信しました。

 

まとめ

あと主役のレインですけどね。
彼女は恐怖に打ち勝つ心があるというか、恐怖に鈍感というか、家族を失うこと以外は何も怖くないというか、そんなかんじで行動するんですよね。そういう意味では新しいキャラなのかもしれませんね。

 

レイン役のケイリー・スピーニーは彫りが浅め顔立ちなので、見ようによっては西洋人にもアジア人にも見えるんですよね。私だけですかね?
なので、ああいうボーダレスみたいな顔立ちが流行っていくのかなーと考えたりしました。わかんないですけどね。

 

それにしても第一作目『エイリアン』のシガニー・ウィーバーが残したものは大きかったんだなぁと思ったのでした。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪