こんにちは。
BBC NEWS JAPANのヘッダーのタブが「ホーム ガザ ウクライナ侵攻」だったのが「ホーム 中東危機 ウクライナ侵攻」に変わりましたね。
イスラエルはレバノンへの地上侵攻を行い、イランへの報復を考えてるみたいだし、米と英がイエメンを攻撃したみたいだし、その隙にガザでは毎日何十人もの人が犠牲になっているようです。
こういうことが理由で原油価格にも影響が出ているとか。
毎日のように新情報が出てきて状況が変わるので、正直、追いつけませんね。
X(旧Twitter)では、英語で情報発信できるアカウントでさえ誤情報をリポストしてしまうことがあるそうです。
それにしても、愚かなイスラエル1国だけでここまで中東を滅茶苦茶にできるんですね。早く停戦しやがれ。
さいきん見た映画の感想です。
ストーリー
ラヴェルの名曲「ボレロ」が生まれるまでと、その後のラヴェルの人生を描いています。
感想
ジャンルとしては『剣の舞 我が心の旋律』みたいなかんじです。
実話をもとに名曲を作った作曲家と、その名曲が生まれるまでを描いてるんですね。
『ボレロ』は時系列がちょっとバラバラなんですよね。
どういうことかというと、時々いいところで話が未来や過去に戻って別のエピソードが出てくるんです。
だから見ていると、あれ、あの話はどこいった?これは時系列でどこに当たるの?となることが何度かあったんですよね。
構成下手くそかよ・・・と思って見てたんですけどね。
そのうち、おや、ひよっとしてこれはラヴェルの頭の中で再生されている順番なのでは?となったんですよね。
ラヴェルの思考や回想があちこちに飛んでるんで、映画も時系列がバラバラで出てきてるのかなと。
ラヴェルの頭の中がこんな風な思考パターンになってるんなら、こりゃあ本人は大変だろうなと思いました。
というのもですね、ラヴェルは空想癖があるというか、すぐ自分の世界に入っていっちゃう人なんですね。そのせいでケガをしたりとか実害も出るんですよ。
この人、会社員とか公務員だったら生きづらかったろうなと思いました。
ロマンチストというか、潔癖な理想主義者というかね。
アーティストとして成功してよかったねという気持ちです。
映画を観るかぎり、ラヴェルは実家が太いみたいなんですよ。
そのおかげで本人に稼ぐ能力なくても生きていけるみたいです。
おまけにラヴェルは、自分の靴も探せないし管理できない人なんです。
どういうことかというと、自分の靴がない!と叫んだら、お手伝いさんとか友人とかが靴を見つけたり持ってきてくれるんですよ。
で、それがぜんぶ女性なんですね。
彼の世話は、彼の周りにいる女性たちが全てやってくれるんです。
ケアしてくれる、支えてくれるのはほとんど女性なんですね。
映画で登場したいつメンみたいな男の友人は1人だけだったと思います。
あと男性の批評家が2回絡んできてましたね。
ラヴェルは晩年は脳の手術をして、その後に亡くなったそうです。
まとめ
映画としては悪くなかったです。
ただ最後の演奏とダンスのシーンですけどね、白いスタジオで黒服の人々が登場するところですね。
これまでの映画のトーンとはかなり違ったんで個人的に違和感ありました。あれはどういう意図だったんですかね。(なんか『バービー』のラストを思い出しました)
その後、名曲ボレロはラヴェル本人の意思に反して大人気となり、今でも15分に1回は世界のどこかで誰かがボレロを演奏してるらしいですよ。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪