本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

本、映画、ドラマの感想を書いています。

『見えざる手のある風景』感想

 

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こんにちは。
先週は腰痛で数日まともに動けなくて、腰痛が治りかけたと思ったら胃痛でまともに動けなくて、胃痛が治りかけたと思ったら足が痛くなって薬を飲んだサトーです。
ここまで体が痛くなった年は初めてなので、私の人生はこの先下り坂だろうなと思い始めています。
もうね、中年以降は健康って大事ですよ、本当にね。
 
さて、国連がパレスチナの停戦を求める決議案が、アメリカが拒否したために否決されたそうです。
あいかわらず、こういうときの米国連大使は決まって非白人だなーと思いました。
ガザは実際、飢餓の状態にあって、子どもたちの中には骨と皮だけのガリガリになってる子もいるんですよね。そういう画像がX(旧Twitter)で流れてくるんですよ。
アメリカの政治家たちはそういう画像を見ているのかな?と考えますね。あんなのを見たら何がなんでも即停戦させないといけないと考えますからね。
まともな人ならね。
シオニストはちょっと、ネジが2~3本外れてるような気がしますね。
 
さいきん見た映画の感想です。
 
 

ストーリー

エイリアンに支配されている近未来の地球。

地球にきてから事実上の支配階級になったエイリアンのせいで、人類の大半は経済的に苦労している。

10代のアダムは世界の出来事に関係なく、絵を描き続ける。

階級制度の急速な混乱によって、アダムとガールフレンドのティファニー、その家族たちは適応を余儀なくされている。

そしてアダムたちはエイリアンと、とんでもない取引をすることになった。

 

この世界は

エイリアンが地球を支配している世界なんですね。
どうやら地球人のトップが、カネのために地球をエイリアンに渡したみたいなんですよ。
それで、そのビッグウェーブに乗り遅れた人たちが経済的に苦労してるんです。
 
主役のアダムとガールフレンドのティファニーの家族も、暮らしていくのがやっとなんですね。
 
で、エイリアンが支配階級のトップにいるもんだから、地球人は常にエイリアンに気を遣ってるんです。
カネと権力を持っているのはエイリアンですからね。怒らせたら大変なんですよ。
 
で、そんな状況でティーンエイジャーのアダムとティファニーがエイリアンを怒らせちゃったんですね。
さあ大変!となって、そこからトンデモ取引が始まります。
 
その取引は何かっていうのは映画を見ていただければと思います。
 
 

感想

見てて思ったのはですね、エイリアンという醜く傲慢で肥大した資本主義が地球を支配している様子をね、分かりやすく見せてくれたなーということです。
 
このエイリアンというのが堅物の資本主義者みたいで、アダムのようなアーティスト気質の人間が持つ、自由な精神や主義や信念が通じないんですね。
 
アダムはね、かなり頑固というか信念が強すぎてエイリアンに迎合できないんですよ。そういう人々が、あえて波に乗らなかったのかもしれないですね。
 
そう、アダムには無理なんです。
エイリアンに媚び売るのがね。
自我とプライドが異常に強くてカネのために妥協できない人間は、アダムのような決断をするのでしょうね。
 
何が言いたいかというと、地球を売り飛ばした地球のトップの人達は、ドナルド・トランプみたいな人なんじゃないかということです。
 
あとカネのためなら青い海を埋め立てたり、都会の樹木を切り倒したり、山々にソーラーパネルを設置したりして、有限の美しい自然をいとも簡単に破壊する人たちですね。
 

まとめ

そういう人たちが、目の前の利益だけを見てエイリアンに地球を売り飛ばしたんだろうなーとか考えました。
 
このエイリアンは資本主義と金銭至上主義のバケモノを具現化したんでしょうね。
 
それでは、お読みいただきありがとうございました♪