こんにちは。
話題のアニメを見て時代の流れを感じたサトーです。
映画の感想です。
『9つの命』ストーリー
長靴をはいた伝説の猫プスは、どんちゃん騒ぎのパーティーをしています。
猫生を楽しんでいるみたいです。
ところが。
ふとしたことから、自分の命が9つあったけど使い切っちゃって、あと1つしか残っていないと知ります。
そこへ強い敵が現れてビビるプス。
命が有限であると気づき、ビビって戦えません。
しかし、偶然にも9つの命を取り戻せるかもしれない情報を耳にします。
9つの命を取り戻して、再び伝説の最強猫になるため、プスは旅に出ます。
ゲーム味が強い
見終わって思ったのは、アニメというよりゲーム味が強いなということです。
まず、プレイヤーによって目的地までの風景やルートが変わるのはRPGというやつでしょうか。
そして強く印象に残ったのは、死神の走り方はナルト走りだし、赤い目は写輪眼を連想させるし、走行中に顔と胴体が大きくて手先が極端に小さいのは日本アニメの(主にナルトの)影響を受けていそうですね。
2011の前作『長ぐつをはいたネコ』と比べると、明らかに日本アニメの、またはそれに類似する作品の影響を受けた若い人が先頭に立って作っているようだと感じました。
ゲーム好き、アニメ好きの若い世代ですね。いやあ時代の流れを感じますね。
あと私がSD(標準画質)で見たせいか、スピーディな動きの場面で画面がカクカクしてたので、SDだと画質が追いつかないのかもしれないなあと。
これは高画質で見たらまたちがうんでしょうか。
高画質で再び見る気はないんですけどね。
なにはともあれ、この作品が大ウケしてるなら、これからはゲーム味の強いアニメ作品が台頭してくるのかもしれないですね。
まあアニメがそもそも若い人向けに作られているなら、それも自然なことですね。
それにしても、まさかドリーム・ワークスのアニメでナルト様式を見ることになるとは思わなかったですね。
2011『長ぐつをはいたネコ』ストーリー
実は、『9つの命』を見るまえに前作も見てみました。
ストーリーは、プスがハンプティ・ダンプティとフワフワーテと一緒にジャックの豆の木の大冒険をして名誉挽回する話です。
感想
酒場の男どものタトゥーが、子供の落書きみたいなヘンテコなタトゥーだったのが面白かったです。
「ネコ」にフォーカスしてて、かわいい猫がいっぱい見られます。
かわいい猫が踊ってる姿もいっぱい見られたので、猫好きの人は満足度が高くなるかもしれません。
『9つの命』との比較
前作はアメリカの大手アニメ制作会社の王道といったかんじでした。
2011年でこのクオリティなら十分ではないでしょうか。
2023年の『9つの命』と比べると、前時代的な印象はあるものの、アニメらしさが残っていて、安心して楽しく見られます。
見比べると、やはり『9つの命』が先鋭的というか、かなりとんがってるんですよね。
これは好みが分かれると思いますが、SDで見た私は画面がカクカクしていない分、2011年のほうが見やすかったです。
ネーミング
プスの元カノ猫がキティ・フワフワーテというんですが、ネーミングが最高ですね。
英語版ではsoft pawだったと思うんですが、日本語版だとフワフワーテになっています。素晴らしいネーミングセンスです。
これだけでしばらく感動してしまいました。
ちなみに『9つの命』の原題は「Puss in Boots: The Last Wish」です。
原題のほうが切羽詰まった感はありますね。
まとめ
『9つの命』はゲーム味が強いと書きましたが、ナルト走りの他にも魔法グッズをコレクションしている悪党とか、都度指示を出してくる地図とか、まんまゲームの世界観のものがありましたね。
実をいうと、『9つの命』ではプス役のアントニオ・バンデラスが60歳を超えているので、まだ若いと思われるプスの役ができるのかなあ・・・と不安になっていたんですよね。
最初はこのガスガス声はおじいちゃんだ・・・と青くなったのですが、聞いてるうちに慣れてきました。
聞いてるうちに慣れてくるので大丈夫です。
それにしても、やはり人間は50歳60歳を超えると声が変わってくるものなんですね。
しみじみ。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪