本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

本、映画、ドラマの感想を書いています。

『関心領域』感想

 

こんにちは。
ふと気づいたら家の中に直径6〜7cmの足の長い濃褐色の蜘蛛がいたので、悲鳴をあげながらダンボールで外に追い出したサトーです。
これで今年2回目です。どうやら雨が降ると、水気のない場所を求めて屋内に入ってくるようなのです。侵入箇所は玄関の隙間だと判明しました。
人間には無害らしいですが、あんなのと一緒に暮らすのは真っぴらなので追い出しました。玄関の隙間は紙を詰めて塞ぎました。
怖かったです。

 

さいきん見た映画の感想です。

 

 

ストーリー

アウシュビッツ収容所の隣で平和に暮らす家族の話。
鉄線が張られた壁の向こうからは悲鳴や怒号や銃声が聞こえてくるが、一家はピクニックをしたり、客を招いたり、子どもたちが水遊びをしたりして平和に楽しく暮らしている。

happinet-phantom.com

 

感想

アカデミーとカンヌも受賞したし、前評判が良かったので期待してたんですよね。
結論からいうと期待しすぎましたね。

 

アウシュビッツ収容所の隣で暮らす平和な家族の日常」がずっと映し出されるんですよ。
途中まで、このあと何か大きな変化があるのかなーとか思ってたんですけど、結局、最後までずっと同じ調子でしたね。
夫だけが他の土地へ異動したあとは、ちょっと変化があったんですけどね。

 

壁の向こうから聞こえてくる声や音もそれほど酷くはないです。

 

気になったのはニオイです。人間を焼いてるんだから、風向きによっては悪臭がしたんじゃないかと思うんですが、そういう描写はなかった気がします。実際そのへんどうなんですかね。人間を焼いたら悪臭がするものなんでしょうか。

調べたら、皮膚が焼かれると悪臭がするらしいです。あと焼かれた脳が鉄にふれると悪臭がするらしいです。

 

 

ラファ

見てるうちに眠くなっちゃったんですよね。
というのも、私は毎日のようにX(旧Twitter)でラファの惨状やイスラエルの蛮行を見てるんですけどね。

 

今、ラファなどで起きているイスラエルによる虐殺や女性、子供、赤子、病人をターゲットにした戦争犯罪を X(旧Twitter)で見てるので、この映画の内容はそれほどショックではなかったんですよ。
感覚が麻痺してるのかもしれませんね。
私の中で現実が映画を超えたのかもしれません。

 

あの家族は子供たちも含めて、壁の向こうの人間たちに興味を示さなかったじゃないですか。
きっと欧米の一部の人たちも、パレスチナやアジア人に対してはそのくらいの意識なんだろうなと再確認できました。

 

残虐行為に対して無関心な人々を見たければ、パレスチナを見てジェノサイドとはいえないと言い放つ人を見ればいいんですよ。バイデンとかね。

 

まとめ

というわけで私にはあまり響かない映画でした。
10月7日以前に見ていれば、もしかしたら違った感想だったのかもしれませんけどね。

 

あと、X(旧Twitter)情報なんですが、ネガを反転したようなシーンの女の子はアレクサンドラ・ビストロンといって、12歳でポーランドレジスタンスに参加していたらしく、収容所に物資を運んだりしてたそうです。彼女も命がけで活動してたんですね。

 

 

それでは、お読みいただきありがとうございました。

 

 

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『ハンチバック』感想

 

こんにちは。
国際司法裁判所イスラエルへ即時停戦を命じたと知ったサトーです。
これで素直に言うことを聞けばいいんですけどね。イスラエルはちょっと常識が通用しないくらいタガが外れてるので、次にとる行動が不安ではありますね。

news.yahoo.co.jp


さいきん読んだ本の感想です。

ネタバレしてます。

 

ストーリー

 

釈華は重度障害者で、両親が残してくれた遺産でヘルパーの助けをかりて生きている。
ある日、ヘルパーの田中に秘密を知られてしまう。

 

感想

いやー難しかったですね。
西洋と東洋の宗教観が入り混じってて、おまけに性風俗の話になると、私はもう未知の世界なんでお手上げなんですよ。
知らない用語もたくさん出てきたしね。
なので素人なりに考えたことを書いてみます。

 

同じ名前

釈華と紗花、同じ名前の女性が2人でてくるんですけどね。
釈迦にも通じるなあと思ってね。
最後に涅槃の花とか煩悩とかでてくるし。
まずこの名前に意味がありそうなんですよね。

 

釈華のほうが重度障害者で、精子の着床に強烈な憧れがあるらしいんですよ。読んだかんじだと、性行為そのものや快楽よりも、その先の精子の着床への渇望が強いみたいなんですよね。

 

で、最後にでてきた涅槃とういうのはググると、「一切の煩悩から解脱した不生不滅の高い境地。釈迦や聖者の死」とあるので、これが釈華の死と同時に紗花が境地に達したことを表すのかなと。

 

で、釈迦が仏教の開祖だと考えるとですね、この釈華さんおよび紗花さんは、なにか新しい宗教でも始めるつもりなのかなとか考えちゃったんですよね。
もしかしたら、もうそういうものが信仰の対象としてあるのかもしれないですけどね。

あと、紗花が源氏名なのか本名なのか分からなかったです。源氏名だとしたら、あきらかに釈華の影響でしょう。そうなると、兄の件がトラウマになってる可能性がありますね。
源氏名って今もいいますかね?

 

まとめ

釈華の願望を達成したのが紗花らしいことは分かったんですよね。というより具現化ですかね。

大学生だし、性行為と精子着床の可能性に毎日のように携わってるし。


でもこれは釈華の死後の話なのか、釈華の作品の中の話なのかということがわからないです。
たぶん前者だと思うんですけどね。

 

で、ゴグというのは旧約聖書にも出てくる、「終わりの日にイスラエルに攻め上るとされる」強力な軍隊らしいんですけどね。
このあたり、Wikipediaにまんまの文章が載っているのでたぶんこの箇所のことです。


このゴグは田中のことなのかなあと。
ゴグは最後は神の力で叩き潰されるぞ、みたいな表現があったので、これは田中が服役して罰を受けたことを表してるのかなと。

 

で、神は誰か?となると、旧約聖書ではヤハウェだと思いますが、本作ではもう法律と世界かなと。だから田中は世界から弾かれたんですね。なので今は刑務所にいます。

 

なんかですね、私がふだん生きてて接する道徳観とかモラルとかを超越した、性(交渉)と生命のつながりというものを、全く想像できなかった角度から見せられたので、少し戸惑っております。ハイ。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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1999『ホーンティング』感想

 

こんにちは。
裏金議員を大勢放置している検察が、無罪の公算大の袴田さんにまたもや死刑を求刑したと聞いたサトーです。
ほんと、強きを助け弱気をくじく人たちですね。
もはや、私怨で動く執拗なストーカーにしか見えません。
ここにも税金が使われてるんですよね?
本当に仕事ができない人たちですね・・・

mainichi.jp

 

さいきん見た映画の感想です

 

ストーリー

 

長年、介護した母を看取ったばかりのネル。
ある日、電話があって言われたとおりに新聞を見ると、「不眠症の研究に協力したら900ドル」の広告を見つける。
応募したネルは指示されたとおりに、とある屋敷に来た。
そこで同じく実験に参加したテオとルーク、マロー教授らと合流する。
その夜から屋敷では奇妙なことが起こりはじめる。

 

ネル役は『アウターレンジ~領域外~』のリリ・テイラー、マロー教授はリーアム・ニーソン、テオはキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ルークはオーウェン・ウィルソンです。

 

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感想

Wikipediaによると、この映画は当時は不評だったけど興行成績はよかったそうです。
最初のほうは、なんか重厚な感じがして面白そうだなーと思ったですけどね。そこまで怖くないです。


はっきり言うと、怖がってるのはネルと登場人物だけで、見てるこっち側はそうでもないんですよ。


当時はどうだったか知らないんですけどね、今見るとそこまで怖くないです。
屋敷の中をいろんな角度から頑張って撮ったというのはわかるんですけどね。

あとはこんなかんじの感想です。↓↓↓

 

・ネルの母親がだいぶ酷い。長年介護してくれた次女ネルじゃなくて、長女の夫に財産処分の決定権を与えて、そのせいでネルの住むところがなくなる。恩を仇で返すとはこのこと


・屋敷の家政婦が気味悪いこと言ってんのに突っこまないネル。鈍すぎるし危機意識が低すぎる。この子は今でいう情弱っぽいね?


・ネルの家系の秘密がいきなりすぎた気がしたけど、見直したら伏線のアイテムは登場していた


・病院に行ったままのメアリーとトッドはどこ行った?あれで終わり?なぜ誰も彼らを心配しないのだ


・最後、屋敷から家までは遠いだろうに、あの2人は徒歩で帰る気なのか?赤い車は無事だからそれで帰ればいいのでは?


フランダースの犬(1975)みたいな召され方


リーアム・ニーソンはそこまで主役ってかんじじゃなかったのにエンドロールのクレジットで名前が最初に来るのはなぜ。ネルが主役だと思ってた


・この映画でラズベリー賞をもらったというキャサリンだが、それほど酷いとは思わなかった。たいへん魅力的女性

 

原作がある

ホラー映画ですがそれほど怖くはないです。ゴシックホラーにするには、ちょっと物足りない気がするんですよね。

それともゴシックホラーってこういうものなんですかね?

 

この映画で学んだことはですね、気になる情報を得たら、「なんで?なぜ?」と突っ込んでいかないと自分が痛い目にあうということです。なんか不気味なこと言ってる人がいたら、一応その理由を聞いたほうがいいですよ。

 

あと原作があって、シャーリー・ジャクスンの『山荘奇譚』なんですけどね。その映画化の2作目だそうです。1作目の邦題は『たたり』1963です。『たたり』見てみたいけど配信してないんですね。残念。

 

シャーリー・ジャクスンは『ずっとお城で暮らしてる』を読んだことがあるんですけどね。なんともいえない、やわらかな怖さがあって、よかったです。

 

まとめ

ホーンティング』の監督はキアヌの『スピード』を撮ったヤン・デ・ボンです。この映画はいろいろと細かいところが気になるんで、やっぱり脚本なんですかね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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1992『パイナップル・ツアーズ』感想

 

こんにちは。
スーパーで梅干しを買ったら、想定外においしくなくてビックリしたサトーです。
前に買ったものは美味しかったんですけどね。梅干しはどれもあんまり変わらんでしょーとか思ってたんですが、どうやら違うようです。
次から美味しい梅干しに出会ったら、パッケージを写真にとるとかして覚えておこうと思います。

さいきん見た映画の感想です。

ちょいネタバレしています。

 

 

この映画は

 

沖縄の架空の島、具良間島を舞台にしたコメディでオムニバスです。
3人の監督が1作づつ撮って、3作をひとつの映画としてまとめたものです。

 

ストーリー

pineapple-tours.com

 

具良間島に、声が出なくなってしまったオペラ歌手の麗子おばさんが、娘とともにやってくる。
麗子おばさんや島民たち、ヤギや爆弾などの珍騒動を描いている。

1作目 「麗子おばさん」
2作目 「春子とヒデヨシ」
3作目 「爆弾小僧」

麗子おばさんの声と爆弾の話が軸になっていて、それに付随する関係あるようでなさそうな話が続き、最後は再び麗子おばさんと爆弾の話になる。

 

感想

結論から言うと、1作目の「麗子おばさん」以外は酷いものです。

 

1作目はローカル・コメディとしてまだ笑えるところがあったり、異文化交流として楽しめるところがあります。
まあ、今なら麗子おばさん麗子さんになってたと思うんですけどね。
あの年代の地元で名のあるオペラ歌手をつかまえて「おばさん」も失礼だと思うんですよ。

 

それでも方言に字幕がついていたり、「女性の荷物を持て」と男をたたくカマドおばあがいたり、墓に住んでる酒飲み男がいたりして、映画としてはかなり面白く仕上がってると思うんですよね。

 

「シャーフル シャーフル」と言いながらタロットをシャッフルするユタがいたりね。
トラックのドアを小脇にかかえて乗り降りする人とかね。そういう細かいネタとか、

飛び交う花火から爆弾を連想して戦中を思い出す人がいる演出とか、よかったと思うんですよ。
ただ、このシーンは暗すぎて俳優さんの顔が見えなかったです。照明技術の問題?

 

でも、よかったのはここまででしたね。
2作目、3作目は酷いものでした。

 

2作目

2作目「春子とヒデヨシ」はですね、途中までは普通に見てたんですよね。島民の春子と県外からきたヒデヨシが結婚する話なんですけどね。2人の周りの人々が2人をくっつけようとしてるところから、かなり気持ち悪かったですね。


で、ヒデヨシが島民2人にそそのかされて夜這いをかけるところでドン引きしました。

 

夜這いをかけられた春子もそれに応じて、性交渉のシーンになるんですよね。それを、そそのかした島民2人と同居してる祖母が、覗いたり聞き耳たてたりするんですよ。
最悪ですよ。ここまでは、ほのぼのムードで見てたのに、いきなりポルノになるんです。
ここだけ取り出すと、2作目は性犯罪推奨映画ですよ。

 

生物学的な理由で島の外から遺伝子を取り入れたかった、としてもですよ。ならそういう風に描いたほうがいいかと。

 

その後、春子は妊娠して、それを知ったヒデヨシは何度か逃げ出そうとします。でも島からは逃げられないんですね。
覚悟のない男が、安易に女性と性交渉するとどうなるか、という見本のようです。
で、ヒデヨシは渋々、春子と結婚するんですが、どう見ても、いい夫や父親になりそうにないし、夫婦の気持ちは乖離してるし、結婚後はうまくやっていくのが大変だろうなと想像できるんですよ。

 

このへんがね、妙に軽く描かれてるんですよ。
あとから考えると、春子を妊娠させたヒデヨシは島ぐるみで囲われて、逃げられないよう無理やり結婚させられた(責任とらされた)と見ることもできるんですけどね。

 

でも、それならそれで、もっとホラーコメディとしてやればよかったんじゃないかと思うんですよ。
女を妊娠させたら島から逃げられないぞ、責任は取ってもらうぞ、と鬼気迫るかんじでね。ホラーっぽくやれば、まだ教訓めいた話になって、映画全体にメリハリがついたんじゃないかなと思いました。

それでも春子が犠牲になる。

 

気の抜けたラブコメみたいになってるせいで、私にはただの性犯罪推奨作品にしか見えなかったです。

 

この映画は伊是名島で撮影したらしいんですが、これは島の人々へのネガティブ・キャンペーンになってませんかね?
1992年はどうだったか知りませんが、2024年は完全にアウトでしょう。

 

3作目

最後の「爆弾小僧」はですね、田舎の悪ガキ・マインドしか持たない人が作ったような映画だなあと思いました。
3作目で見るべきは、爆弾が姿を現すシーンとラストのみです。
それ以外は特に見なくても大丈夫です。

 

で、この爆弾出現のシーンがあり、1作目の麗子おばさんが再登場し、ついに声が・・・というところで終わります。

 

まとめ

見終わった感想はですね、1作目の監督が全部撮ればよかったのに、です。
1作目がよかっただけに、残りが残念すぎましたね。
「麗子おばさん」と、「春子とヒデヨシ」「 爆弾小僧」では、レベルが3~5違う印象です。

 

あと、字幕でナイチャーの訳が日本人になってたんですよね。
当時は本土や内地ではなく、ナイチャー=日本人だったんですかね?
琉球民族と日本人は明確に区別してたのでしょうか?
ちょっと気になりましたね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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『12日の殺人』感想

 

こんにちは。
ICCがついにネタニヤフらに逮捕状を請求すると聞いたサトーです。
ICCというのは国際刑事裁判所です。
これが停戦にむけて踏み出す一歩となればいいですね。

 

www3.nhk.or.jp

 

さて、さいきん見た映画の感想です。

ネタバレしています。


ストーリー

若い女性の焼死体が発見され、ヨアン率いるチームが捜査を担当することになる。
しかし犯人は見つからない。

12th-movie.com

 

感想

最初に「フランスでは年間の未解決事件が多数ある」と出てくるんですね。
「この映画も数ある未解決事件の一つです」と。
この時点で気づくべきだったんですよね。

 

この映画の中の「12日の殺人事件」は解決しないことを。
で、解決しないのに何を見せられるのか?となるじゃないですか。

 

最後まで見て出した私の結論は、この映画は
「全力を尽くしたけど事件を解決できなかった刑事へのレクイエム」映画
だなあということです。

 

なので、「全力を尽くしたけど事件を解決できなかった」人には多少は響くかもしれませんが、それ以外の人はあまり共感できないと思います。


いちおう

一応、その他の感想も書いておきます。
自転車が趣味の刑事が、男だらけのチームを率いて捜査するんですが、警察が無能なのか、完全犯罪だったのか知りませんが犯人を見つけられないんですね。

 

動機もわからず、決定的な証拠もなく、犯人を追い詰めるでもなく、犯人が誰かもわからずに終わります。ポワロやミス・マープルみたいに推理や謎解きを楽しむわけでもありません。

 

で、この男だらけのチームが、若くて異性関係の派手な女性が殺された事件を捜査します。この時点で、男性のみが活動する古いタイプの犯罪ドラマができあがっています。2024年でこれやるの?と思いました。

 

で、あとになってチームの1人が異動になり、かわりに若い女性が入ってきます。

 

その女性がこの点を指摘していたんですね。
「男が犯罪を犯し、男が捜査する
これって変じゃないですか 男性社会ですね」みたいなことを、男性上司に言うんですよ。
上司は意外なことを言われたように戸惑いを見せながらも
「そんな」と軽く否定します。
いま思うと弁明のための自虐ネタのようですね。

 

で、女性が加わったチームが捜査を再開しますが、やはり犯人は見つかりません。
最後は未解決のまま、自転車乗りの刑事が美しい山間を自転車で走るシーンで終わります。

 

事件は解決しなかった
でも君は生きていくんだよ
それでも刑事の君は前に進むんだよ

 

みたいな雰囲気で終わります。
なので万人ウケする映画ではないですね。

 

まとめ

見てる途中で気づいたんですよね。
ああ、これ未解決事件か、解決しないのかってね。

 

そこでもう帰りたくなったんですけど、頑張って最後まで見届けました。

で、結果がこれでした。

 


それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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『ルイス・ウェイン生涯愛した妻とネコ』感想

 

こんにちは。
裏金議員44人が政治倫理審査会を欠席したと知ったサトーです。
裏金を受け取っておいて弁明する気はないんですって。とんでもない厚顔無恥ですね。本人たちは「けじめは終わっているのではないか」と言っているそうです。
んなわけないだろ。逮捕されて刑務所に入ってからが「けじめ」だろと思うので、さっさと政権交代して一掃されてほしいですね。
本当に税金を払いたくなくなる世の中ですね。

news.yahoo.co.jp

 

さて、さいきん見た映画の感想です。

 

 

ストーリー

 

若きルイス・ウェインベネディクト・カンバーバッチ)は死んだ父に代わり家族を養うため、イラストを描いていました。
ある日、妹の家庭教師(クレア・フォイ)と出会い、階級を無視して恋に落ち結婚します。
やがて家族の一員となるネコのピーターと出会います。

しかし結婚後まもなく最愛の妻が病にかかってしまいます。
ネコのイラストで有名になったルイス・ウェインの生涯を描いた映画です。

 

家計を支える長男

この映画はネコのイラストで有名なルイス・ウェインの生涯を描いています。
タイトルにネコとあるんですけどね、ネコはあまり出てきませんでしたね。でもネコのイラストはたくさん出てきましたよ。

 

ルイスは芸術的才能に恵まれながらも、お金に対する執着がゼロのため、家族6人はいつも生活が苦しそうです。
おまけに5人の妹は誰ひとりとしてお嫁に行かなかったので、ルイスひとりの肩に家族全員の生活がかかっていたんですね。

 


金銭管理ができない

映画の中では、ルイスは人気と名声はあったようですが、お金がなかったようです。
本人も必要に応じて才能を切り売りするだけで版権には興味がなく、儲けはほとんど他人に持っていかれています。

 

つまり、芸術の才能はあるけどお金の管理がド下手くそです。

 

見ていると映画のルイスは、現在でいう発達障害かなにかのような気がしました。自分が興味のあるものにしか、興味を示さないんですね。
晩年は統合失調症と診断されたようです。

 

自分のやりたいことや電気やイラストにしか興味がない性格のため、「家族のために」お金を稼がなきゃならないというのは本人にはかなりの苦痛だったことでしょう。

 

お金を稼ぐ才能がないのに、お金を稼がなきゃならないわけですからね。
できないことをやれと言われてるわけです。
そりゃツラいですよね。


なぜ、稼がなきゃならんのか・・・

それは彼が家族で唯一の男で、長男だからです。
辛いですね。そういう時代だったんですね。

 

WHO NOT HOW

見ている間中、ルイスにこの本を送りたくてしょーがなかったです。↓↓↓

 

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もし、彼の時代にこの本があって彼が読んでいれば、ルイスもお金に執着するマネージャー的な誰かを雇ってイラスト業とマネジメントを分担できて、経済的にもうちょっとマシになっていたのかもなあと思いました。

 

一番いいのは、しっかり者の妹キャロラインを助手につけることですけどね。
彼女がサポートにつけばよかったんじゃないかと思いますが、女性の地位が低かったと思われる当時は難しかったんでしょうね。(イギリスの女性参政権は1918年、ルイスが生まれたのは1860年)


まあキャロラインにマネジメントの才能があったかどうかも分かりませんしね。でもルイスよりは、しっかりできたのではないかと思います。

 

まとめ

芸術的才能とお金を稼ぐ能力は、完全に別物だなあと痛感した映画でした。

両方ある人もいるかもしれませんが、ルイスはそうではなかったです。
お金がないうえに精神的に不安定になっていく人間を見ているのは、つらいものがありますね。

 

ウェイン家はルイス以外は誰も結婚しなかったみたいなので、もしかしたら家系が途絶えたのかもしれませんね。そこまでは調べていないのでわかりませんけどね。
それにしても妹5人が誰ひとり結婚しなかったというのは、当時は相当なものだったと思います。

 

あと、ドラマ『刑事シンクレア シャーウッドの事件』で情けない父親役だったアディール・アクタルが出てましたね。この映画ではいい人の役でした。

 

ルイスは電気に固執していましたが、彼にとって電気はスピリチュアルというか、信仰に近いものだったのかもしれませんね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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刑事シンクレア シャーウッドの事件 エピソード1↓↓↓

 

『伝える力がレベルUP【ハピかわ】ことばのルール』感想

 

こんにちは。
共同親権が導入されることが決まったと知ったサトーです。
2026年までに施行されるそうです。
X(旧Twitter)で当事者だった人の話を読んでいると、これは悪法以外のなにものでもないと思うんですけどね。X(旧Twitter)ではそれまでに政権交代して、これを止めるしかないという意見もありました。
いやー日本は本当、酷い政治になりましたね。

www3.nhk.or.jp


さいきん読んだ本の感想です。

 

 

この本は

 

「気持ちを言語化する作業は、難しいけど、生きていくうえでとても大切なこと。
国語の先生を監修にむかえて、感情を言葉にする方法を解説」しています。

目次を見ると、ことばを使って気持ちを知る、上手に伝える、感情にはことばがある、いろいろなことばを覚えよう!
などがあります。

言葉をつかって自分の感情を知るところから始めて、円滑なコミュニケーションをめざそう!みたいな趣旨があるようです。

 

感想

『かわいいのルール』を購入したら関連本として表示されたので、好奇心で読んでみました。
結論から言うと、言葉を愛するX(旧Twitter)の民は一度は読んでおいた方がいいと思います。
そうでない人にもオススメ。

 

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感情を見つめる

まずは起こった出来事に対して自分がどう感じたか、から見つめていく、というのがあります。
これ大事ですよね。自分の感情を疎かにしない、誤魔化さない、きちんと言語化するというのはとても大事です。これができないと、マジで感情を認知できない、制御できない人になりますからね。

 

こういった部分は、セルフカウンセリングに近いのかなと思いました。

 

疑問を持つ→考えさせる→言語化する→考えるクセを身につけさせる
これはね、何気にすごいことやらせようとしてますよ。
大人でもこれできない人は、わんさかいますからね。

 

このあたりは、カウンセリングでも使われる方法が入ってる気がします。まじか、若年の女子に何やらせようとしてるんだ・・・

 

感情を細分化して名前をつける、その名前で感情を認識する。
これを毎日のようにやっていたら、安易に怒らない人になれそうですね。アンガーマネジメントの効果もありそうです。


すぐキレる人は感情の言語化が苦手かできないので、その怒りをストレートに相手にぶつけるからトラブルになる、とどこかで聞いたことがあります。
毎日のように感情を言語化してたら、そうはならない、という発想なのでしょうか?
すごいですね。これは地味だけど、人間界のコミュニケーションにおいて、とても大切なことだと思います。

 

26ページがね、基本的なことだけど、すごいんですよ。いや当然なのかな?
いろいろな考えの人がいるよ」って書いてあります。
これね、X(旧Twitter)だと大人でもできない人たくさんいるんですよね。
「伝え方や受け取り方も人それぞれ」これは、大人になると、ここに文章力や読解力が関わってくるから、ややこしくなりそうです。

 

「相手の意見が自分と違うときはなるべく否定しないようにしたい」
そうですね。いったん受け止めて、自分の意見を言うんですよね。
これができない大人はたくさんいます。

 

その他いろいろ

・クッション言葉はね、大人になってからでいいですよ。これ大人でもできない人いるしね。これは上級者向けですね

ジョン・レノンスティーブ・ジョブズの格言出てきました。
まるで女性誌のようだ。若い子にこの人たちの言葉は響くんでしょうか。

・幸せの精よろこびとか、いかり、悲しみなどがでてきます。
インサイド・ヘッド』みたいですね。最近はなんでも擬人化するんだな。

・「ダンス姿が板についてきた」って言う?

・こういう本で季節のことば「風かおる」とかが出てきます。こういうのが教養とかにつながっていくのかな。まあこういうふうにして覚えていくんだろうなーと遠い記憶が蘇ってきました。

・「地域のことば」で方言はステキとでてきます。これは大事です。
他者の言葉を尊重するという意味ではね。けどね、「ステキな文化」「かわいい」とかも言っているんですよ。これはなんだかなあ、下に見てるかんじがします。そうじゃなくて、方言は昔からあるものだから、そういうものなんですよね。標準語をかわいいとは言わないでしょ。

・本当にあったアプリトラブルで、写真で住所がバレるという事例が載っています。X(旧Twitter)でもありましたよね。

・気持ちをツリーで考えようというのは、セルフカウンセリングみたいで役に立ちそう。これもアンガーマネジメント的な使い方もできそうですね。自分の感情を客観的にみる訓練的な使い方でね。

・マイナスワードの変換というのがあって、「うるさい」は「元気」にいいかえよう!があるんですけど、これはかなり高度ですね。
かなりの語彙力が必要です。

 

大変だなあ、日本語って。


まとめ

読んでいてすぐにわかると思うんですけど、言葉を大切にするというのは、コミュニケーションを大切にすることにつながっているんですね。

 

レビューを見ていたら、アサーションという言葉がでてきて、ああこれだなあと思いました。大人が読んでも勉強になるところがありましたよ。

 

個人的には、『かわいいのルール』よりも、『ことばのルール』のほうを男子と大人にも読ませるべきかもねーと思いました。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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