本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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『ゴジラxコング 新たなる帝国』感想

 

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こんにちは。
ここで食い止めないと、この先どんどん虎の子の財産をむしり取られて、国民にはメリットがない軍事なんちゃらとか、防衛費とか裏金にカネが注ぎ込まれる予感がします。
なんとしてもここで食い止めないと、行きたくない戦争に放り込まれることになりそうですね?
日々、こういうニュースを聞いてると「国賊」という言葉が頭に浮かぶんですよね。
あいつら国賊じゃないですかね?
 
 
さて今回は、走るゴジラの映画を観てきたので、ダラダラと感想を書きます。
あまりいい印象ではありませんでした。
ゴジラ&コングのファンの皆さんはスルーしてください。
 
ネタバレもしています。
 
 

ストーリー 

ゴジラが救難信号をキャッチして、コングが地下空洞で未開の地を発見して、怪獣たちが戦って、人間と協力しながら地球に平和を取り戻す話です。
 
 
 

感想いろいろ

ひねったストーリーは全くないです。
次回への伏線はあるかもしれませんが、単純明快な話です。
なーんも考えないでも、寝起きでもわかります。5歳児でもわかるストーリーです。頭を全く使いたくない時に見るといいでしょう。
 
・去年、『ゴジラ-1.0』を見てたので、日本のゴジラアメリカのゴジラの動きの違いに驚きました。
ゴジラがあの巨体でコング並みに走ってジャンプして腕をぶん回すんですよ。骨格とか体重とか可動域とか日本のやつと違うんだなーと。
逆にいうと、これを作った人たちは日本のゴジラをトロいと思ったのかもしれませんね?もっとスピード感出そうぜ!みたいなノリで。わかりませんけどね。
そこに本家ゴジラへのリスペクトはあるのか?とか考えちゃいました。
 
・アジア人出てこないなーと思ったら、未開の地の原住民ポジションで出てきました。モナークにアジア系いましたかね?
しかもテレパシーで意思疎通するんですよね。つまり、話さないんですね。これを見た私の感想は「言葉を奪いやがった」です。
原住民たちは、私にはアジア系の顔立ちに見えたんですよね。
そして見た目はアジア系なのに、儀式的なスタイルは西洋風に見えたので、ちょっと違和感ありました。
このアジア系の顔立ちをした原住民たちが、言葉を発しないことで彼女たちの存在感を薄める、消す。・・・これが噂に聞く透明化か?とか思っちゃいましたね。
(猿と同じ扱いか?)
 
モスラが出てくるんですけどね。
モスラちゃんは私の中では戦闘要員ではなく、癒し系の応援団員なので、『キング・オブ・モンスターズ』みたいに傷つくことなくてよかったなあとホっとしました。
モスラちゃんが小さい少女ジアと一緒にいる様子は、日本のモスラのあの小さい歌う人たちみたいだなあと。
そして、モスラちゃんにぶん殴られても怒らないゴジラは、なんだか好印象でした。
 
・あのゴラムみたいな目をした子猿がなんとも言えないザワザワしたかんじになりました。
 
・未開の地にたどり着いたコングが見たのは猿の惑星で、そこで北斗の拳(読んだことない)のワンシーンみたいに奴隷として働く猿たち。
あれはゴリラか?チンパンジーか?痩せてるゴリラか?まったく見分けがつかないです。
 
・そして黒幕はモルグ街の殺人で、苦痛を与えて巨獣を操るというどこかで聞いたような話が出てきて、類人猿頂上決戦みたいになってましたね。
 
・コングの腕がバンブルビーに。
 
・あの白い怪獣の背中トゲだらけじゃないですか。その背中に猿が裸足で乗ってカッコつけてるけど、あそこに立つのはトゲトゲで痛いだろ〜無理あるだろ~と。ていうか足を置く場所なくない?
 
・イタリアとかブラジルとか、世界的に有名な都市を壊しまくってましたね。映画レビューアプリの感想を読んでたら、怪獣プロレスが好きな人には大満足だったらしいです。
 
・ゴリラもといコングの仕草やリアクションが白人のおっさんを連想させたんで、なんだかなあというかんじです。
そこまでして人間に寄せたいのか・・・それって多様性に見せかけた多様性の排除では?とか考えちゃった。
 
・コングはIQが非常に高くて、人間の小さな女の子と手話で意思疎通できるんですよね。
歯が痛くなったら人間に助けを求めるとかできる、つまり人間を利用できるんですね。縄張りに罠を仕掛けて敵をそこへ誘い込むとかね。人間みたいな思考ができるんです。
一方でゴジラを呼びに地上に行ったら、ゴジラにケンカ売られてそのままヒートアップして殴り合いもします。
いや、そこはゴジラが突進してきたときに穴にジャンプして一緒に地下に連れて行くんだよ!と思っちゃった。そういうのはしないのね。
このコングの知性の使われ方が、どうも都合よすぎる気がしたんですよね。
それとも、あの殴り合いは怪獣プロレス・ファンへのサービスでしょうか?
 
・コングが食べてた怪物ですけどね、血が緑色なのに肉が赤いってどういうこと?と思って調べたら、ミオグロビンという物質が関連してるらしく、肉の赤色は血とは関係ないとのことです。
ミオグロビンや、運動量(赤身と白身)などが影響してるみたい。
あの怪物たちに一番近いのは、緑色の血をもつホヤなのかな? ↓↓↓
 
 
たぶん頭のいい人たちがいろいろ話し合った結果、ああなったんだろうけど、赤い肉なのに血が緑色ってちょっと違和感あったんですよね。コングはおいしそうに食べてましたけどね。
 
というわけで、この映画は「ゴジラが異常に敏捷なので驚いた」というのが一番の感想です。
 
 

まとめ

平日の昼間に見に行ったんですけどね、ちょっと大きめの映画館が混んでたんですよ。
やっぱり人気あるんですね。
 
それでは、お読みいただきありがとうございました♪