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都市伝説『きさらぎ駅』感想

 

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こんにちは。
イスラエルが「子供の権利を著しく侵害した国リスト」に載ったと知ったサトーです。
国連事務総長が毎年まとめているリストだそうで、これはブラックリストになるそうです。イスラエルの暴虐を止めるには内側から変えるのは無理なので、外側から圧力をかけねばならないとX(旧Twitter)で見ました。こうやって少しづつ変わっていくといいですね。

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さいきん見た映画の感想です。

 

 

この映画は

 

きさらぎ駅という都市伝説と、「はすみ」というハンドルネームの女性が匿名掲示板に書き込んだ内容を元に制作された映画です。
民俗学を専攻する春奈(恒松裕里)は、神隠しにあったというはすみ(佐藤江梨子)の家を訪れる。
そこで聞いたのは、きさらぎ駅という異世界の話だった。

 

感想

怖かったですね。
レビューを読んでいると、ホラーではなく都市伝説だ、とあったんですが、それでも私には怖かったです。
そうですね、ホラーというより脅かし系(ジャンプスケアというらしい)だと思うんですが、私はこういうのでも怖がることができるので、私には十分効果がありましたね。

 

特にトリックとプロットがよかったです。
前半はホラー調でゆっくり進んでいき、中盤からゲーム攻略みたいにテンポよくなって、最後は衝撃を残して終わります。
あと、はすみの回想のときの一人称のカメラ視点がゲームっぽくてよかったです。

 

気になったところ

気になったところは、あ、これおっさんが考えたセリフだなというのが丸わかりの部分がいくつかあって、そこで興ざめしたことですね。
たとえば、はすみは元教師の中年女性なんですが、大事に思っている生徒の母親のことを「もう年なのに」って言うんですよ。
自分の親ならともかく他人の親に言うんですよね。

 

はすみは住んでいる家の様子(きちんとしている)や、話し方や元教師だという事を考えると、育ちはいいほうというか、割としっかりしている人だと思うんですよね。最低限の常識は持ち合わせてるというか。

 

なので、そういう人が大事に思っている生徒の親に対して「もう年なのに」って言わないと思うんですよ。
もうかなりのお年で…とか、もう若くはないのに…
って言うならわかるんですよね。
なのでそこが、なんだかおっさんぽいなーと思いました。

 

あと女子高生がらみの細かい反応とかがちょっと…ってかんじでした。そこは私の好みでしょうね。

 

そして、はすみや春奈の戦闘力が意外に高すぎてビックリしました。
普通ね、ヤンキーにナイフ向けられたら、ボールペンで応戦しようなんて思わないですよ。むしろ革のバッグがあったらそれを盾にして防御しようと考えると思うんですけども。

 

あと春奈もね、男の人がアレだからって躊躇なく殴りつけるしね。
そういう咄嗟に出る暴力描写がちょいちょい入ってるんで、『きさらぎ駅』の女性たちは戦闘力が高いんですよ。
もしや全員、元ヤンか?とか思っちゃいましたもん。


まとめ

私は都市伝説とか異世界トリックはよく知らなかったので、この映画でいろいろ知ることができて、そういう意味では面白かったです。

 

あと、しょうちゃんみたいに常にキレ散らかしてる人とはやっぱり会話が無理だよなーと思ったり。

 

そして佐藤江梨子さんを久々に見たんですけどね。
昔はグラビアアイドルとして出てきた記憶があるんですよ。
それが今では演技をする人になってたんで、驚きとともに感慨深かったですね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

fortunamajor.hatenablog.com

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