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葬儀社をめぐる裁判『眠りの地』感想

 

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こんにちは。
久々にバブリーな弁護士が出てくる映画を見たサトーです。
映画の感想です。

 

ストーリー

眠りの地

眠りの地

  • トミー・リー・ジョーンズ
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アメリカ南部で葬儀社を複数所有するジェリートミー・リー・ジョーンズ)は、大手葬儀会社のローウェンに事業の一部を売却することになりました。

 

ところが。
ローウェンが契約書にサインしてくれず、ジェリーにお金が入ってきません。
このままでは立ち行かないと判断したジェリーは裁判をおこすことにしました。

 

相手はやり手の大企業です。
そこで息子の友人の弁護士ハルのすすめで、イケイケノリノリの弁護士ゲイリージェイミー・フォックス)を雇うことに。

 

ところが、ゲイリーは契約専門の弁護士ではないし、この案件は受けたくないと言います。
ジェリーたちの裁判の行方はどうなるのでしょうか。

 

実話をもとに

実際にあった話をもとに作られたそうです。


あらすじは、弱小企業がスター弁護士を雇って悪徳大企業に勝利する話なので、王道というか安心して見られる感動裁判ものです。


ただ、依頼主とスター弁護士のキャラが立ってるので、マンネリ感はありません。

 

ジェリーの旧知の弁護士マイクの無意識に滲みでる差別発言や、南部ならではのKKKへの拒否反応の激しさ、ジェリー夫婦の信頼関係の強さなど、当時のアメリカ南部においての陪審員裁判のデリケートさや難しさがよく伝わってきました。

 

タイトルの眠りの地というのは、ジェリー達が裁判で行き詰まったときに訪れた南部の地で、一見おだやかに見える野原のことを言ってるんだと思います。


あとは無念にもなくなっていった黒人たちのことですね。たぶんね。


まとめ

それにしても、スター弁護士のゲイリーがプライベートジェットや、色とりどりのスーツや、装飾品やらを所有しているので、成功してる人はやたらと物を買う時代だったのかなあと考えました。

 

もし経営にいき詰まったり、仕事が減ったときにはそういう物品は維持費が大変だろうから、真っ先に売却したりするんでしょうか。

 

そのへんがバブリーなにおいがしたので、不景気な時代に生きてる私としてはちょっと気になりましたが、羨ましくもありましたね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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