本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』S1_#13までの感想

 

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こんにちは。
仕事に集中するためにスマホからX(旧Twitter)アプリを削除したサトーです。
正月からいろいろあったので、時間があればついつい見ちゃってたんですよね。時間がどんどん溶けていったんです。なので思いきってアプリを削除して、簡単には見られないようにしました。
これで仕事に集中せざるを得ない状況が作れたので、あとは仕事をするだけですね。やれやれ。
 
さいきん見たドラマの感想です。
 
 
 

ストーリー

有名なシリアルキラーを父にもち、リッチな母に愛され、TVリポーターの妹がいるマルコム。彼は夜驚症であり、フラッシュバックが頻発し、パニック発作があるものの優秀であるため、ニューヨーク市警に協力して犯罪者を捕まえるためにいろいろと頑張っていく。
 
 

これは・・・

第1話は面白く見られました。
新しい切り口だなーと思っちゃったんですよね。が、よく考えたらそうでもなかったです。
 
自分に好意を寄せていて、拘束されている危険な殺人鬼に会いに行ってアドバイスやヒントをもらうというのは『羊たちの沈黙』のレクターとクラリスの関係を思わせますね。
 
あと殺人鬼の心理というか、トリックに詳しい人が警察に協力して事件を解決していくのは『メンタリスト』を思い出しますね。
懐かしいですね〜。ジェーンとか。インチキくさいのに憎めなかったですよね。
 
で、能力高めだけど人間的に問題のある主人公が好き勝手やって結局成功しちゃって怒られずにすむというのは『SHERLOKC/シャーロック』を思い出しました。
 
というわけで、よく考えたら新しい切り口というよりは見せ方が新しいのかなーと思いました。
 
『メンタリスト』シーズン1↓↓↓
 

キャスト

『グッド・オーメンズ』の天使役のマイケル・シーンが、こちらでは悪魔的な連続殺人鬼として登場しています。マルコムのパパ役です。
このドラマでの彼の髪型は資本論マルクスに似てると思うのは私だけですかね。
 
『スキャンダル 託された秘密』のベラミー・ヤングもマルコムのママ役で出演しています。彼女は社交界のリッチな夫人役が似合いますね。
 
あと、キャサリン・ゼタ=ジョーンズも出てるらしいんですが、私はたぶんそこまで見てないんですよね。なぜならシーズン1の13話で挫折しちゃったんで。
ちょっと見てみたかったですね。
 
 

頭の中のだれか

フライト・アテンダント』シーズン1↓↓↓

最近みた映画やドラマで、偶然にも共通点がありましてね。
『ミスター・ブルックス』2007、『フライト・アテンダント』2020、『カササギ殺人事件』2022とかなんですけどね。
 
主人公が頭の中の「誰か」と頻繁に話してるんですよ。
流行ってるんですかね?
まあ、ミスターーブルックスはだいぶ前ですけどね。
 
厳密に言ったら、頭の中の誰かは別人格か、別人を必要としてる自分自身か、妄想だと思うんですけどね。
 
その誰かと話してるうちに考えが整理されたり、閃いたりして物語の進行に影響するんですけどね。
これって制作側の願望でもあるのでしょうか。
 
頭の中に精度の高いSiriやAIがいて人間の相談役になってくれるという・・・そういう願望があったりするのでしょうか。
なんかそういうことを考えちゃいましたね。
 
 

まとめ

シーズン1は22話あって、たぶん1部と2部に分かれています。
1部のクライマックスは11話で、そこで一区切りつきます。
たぶんというのは私が13話までしか見ていないからですね。
 
このドラマはですね、ハッキリ言うと、
「実家が太くて物質的に恵まれていて、内面に問題があるけど有能な成人男性が職場で子供っぽい態度をとりながらも活躍し、結局、怒られずに反省することなく、周りに甘やかされながら好き勝手やっていくドラマ」です。
ほんとシャーロックみたいです。
 
13話まで見たかぎり、主役のマルコムの日常にこれといった敵はいません。(11話で凶悪犯に拉致されますがそれは別件)
母親や上司が甘やかすので、彼の行動が改善することはないんですね。
 
こういう主人公って人気あるんですかね?
主役のマルコムに共感したり自分を重ねたりしたら、楽しめるドラマかもしれませんね。
 
まあ、これは13話までしか見ていない私の感想なんですけどね。
14話以降は今のところ見る予定はありません。
暇になったら見るかもしれませんけどね。
 
それでは、お読みいただきありがとうございました♪