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まるでサイケデリック『遊園地殺人事件』感想

 

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こんにちは。
フランスのコメディ・ドラマを見たサトーです。
感想です。
ネタバレがあるのでご注意ください。

 

ストーリー

遊園地殺人事件:予告編

遊園地殺人事件:予告編

  • アレクサンドラ・ラミー
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このドラマはたぶんフィクションです。
舞台は1998年の夏、フランスのパラヴァス・レ・フロという海に面した街です。

 

そこに経営がうまくいっておらず、派閥争いもある遊園地があります。

 

主人公は熱血警察補助員のサンドリーヌ
熱血警官を夢見ていますが、現実は警察補助員どまりで、主な仕事は違法駐車の取り締まりです。

 

そこでスリが発生。
サンドリーヌは犯人を追いかけますが見失います。
翌日、犯人は遊園地で死体となって発見されます。

 

熱血警官を夢見るサンドリーヌは、勝手に捜査をはじめます。
そして遊園地の派閥争いに巻き込まれながら、上司に怒られながら、遊園地と警察補助員の二重生活を送ることになります。

 

果たして事件は解決するのか。
サンドリーヌは正気なのか?

 

とんでもない

結論からいうとですね、このドラマはとんでもないんですよ。
どこがどう、とんでもないかというと殺人が何件かおこるのに、
法執行機関によるまともな捜査が行われずに事件が解決するんですよ。

 

なぜなら通報されないから。
98年のフランスの地方はこんなに緩かったの?ってくらい緩いんです。
なのでこの記事のタイトルが「まるでサイケデリック」です。

 

まず、主役のサンドリーヌが身分を偽って刑事と名乗るし、別の場所では事件の関係者のイヴァンヌのイトコだと嘘をつくんですよね。
そして上司の許可なく勝手に捜査をはじめるんです。

 

で、この人たちは死体を勝手に燃やして証拠隠滅をはかるし、死体遺棄もするし、保身のために通報しないし、証拠もないのに敵対するファミリーを犯人と決めつけるしで、まともな倫理観や常識のある人がいないんですよね。

 

唯一まともだったサンドリーヌの同僚ヴェロニクは途中でいなくなっちゃったし・・・

 

サンドリーヌは警察補助員なのに、自分には潜入して捜査する権限があると信じきってるし、おまけに各方面に噓をついても平気でいるのを見ると、反社会性パーソナリティ障害を疑いたくなるし。

 

まともな人がいないというか、常識が通用しないドラマです。

 

そして・・・

 

サンドリーヌは上司をハンマーで殴ったのに、昇進しちゃったんですよ。ありえないでしょ。まあファンタジーだと思えば納得できますかね?ファンタジー・・・?

 

でも、面白い

それでもこのドラマは面白かったです。
サンドリーヌのドタバタぶりとか、イヴァンヌの髪型はカッコイイし(将来マネしたい)、カルメンはアイメイクが素敵で最高にクールだし(ビビりだけど)

 

殺人が何件か起こるけど犯人が誰か本当にわからないし、特に最後のほうは二転三転するので見ごたえがありました。

 

まとめ

わかりやすいコメディのノリで、出てくる人はだいたい頭が悪いけどテンポよく進んでいくので面白かったです。

 

あと8話で崖っぷちな終わり方をしましたね。
こうなったら続きが見たいです。


シーズン2もあるでしょうか?
期待したいですね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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【スターを非表示にしました】
いつもスターをくれる皆さんありがとうございます。
年末になり、多忙になってきたのでスターを非表示にしました。
余裕が出てきたたらまた表示します。