本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

本、映画、ドラマの感想を書いています。

『ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班 シーズン1』感想

 

このブログではアフィリエイト広告を利用しています。

 

 

こんにちは。

安さにつられてゆうパックminiというものを使ってみたら届くのが遅すぎてビビッたサトーです。
ヤマト運輸との違いに愕然としました。よっぽどのことがない限り、今後はゆうパックは使わないなと思いました。荷物追跡で見ていても動かなさすぎて、心臓に悪いです。

 

このドラマは

#3

#3

  • マーティン・コムストン
Amazon

↑↑↑なぜかシーズン1エピソード1のサムネが出てこないのでエピソード3を貼っておきます。

 

英国の人気ドラマで、警察組織内部の腐敗と戦う汚職捜査班を描いたものです。現在シーズン6まであるようです。

 

警官のアーノットは致命的なミスをして、汚職捜査班にとばされます。

そこでの任務は優秀なゲイツ警部を捜査すること。

 

最初はいやいやだったアーノットですが、次第にゲイツ警部に対する疑いを深めていきます。

 

同じ警官に対して捜査する側の苦悩や使命感、捜査される側の反発、目に見える汚職と見えない汚職などが描かれています。

 

感想

まだシーズン1しか見ていないんですが、人間が情にほだされて犯罪に加担し、そのツケが回ってくる様子がうまく描かれていたなあと思いました。

 

そういう人はわかりやすくて、短絡的な思考で衝動的に犯罪に加担するんですね。

 

一方で、かなり巧妙に立ち回って汚職自体を悟られないように動いている人たちもいたので、その対比も面白かったです。

 

アーノット

あと印象的だったのは主役と思われるアーノットが直情的なヤンキーみたいなキャラだったことです。

 

彼には軸がないというか、その場その場の感情だけで方針を変えるクセがあるんですよね。

 

というのも彼は他人のミスで汚職捜査班にとばされてきて、やりたくもない仕事をやっているわけで、今の仕事は上司の方針なんですよね。自分の意志でやってるわけじゃないんです。

 

そのせいか、彼自身の中に確固たる信念はないみたいなんですよね。だから、その場その場の感情で動いちゃって同僚に迷惑かけるんですね。この人もいざとなったら汚職に手を出しちゃうタイプかもしれないですね。

 

イギリスの警官

話は逸れますが・・・

 

イギリスのドラマで、イギリスの警官が出てくるものをいろいろ見てるんですが、最近思うのはイギリス人は(少なくともドラマを作る人は)イギリスの警官をヒーローとは思ってないようだ・・・と感じたんですね。

 

どちらかというとイギリスの警官がマヌケに描かれることが多い気がします。

 

このアーノットもそうなんですよね。ヤンキーみたいに直情的なのですぐ怒鳴るし、イキるのはうまいけど実力がないからおバカさんに見えるんです。

 

最近の日本ドラマはどうか知りませんが、日本の映像作品だと警官はそこまでバカ扱いはされないと思うんですよね。日本の警察官はいちおう公務員だし、お上だし、国家権力だし、「警察官」の存在そのものに憧れてる人もいると思うので、日本の映像作品の中ではマヌケとして描かれることは少ないんじゃないかなあと。

のんびりした人やダメダメな人、汚職警官、政治家と癒着してる上層部はいても根は善良で真面目であるとかね。マヌケとはちょっと違う気がするんです。

 

あとアメリカは警官をヒーロー扱いするか、頭の切れる汚職警官として描いていても、マヌケというのはあまり見ない気がするんですよね。


話を元に戻しますが、イギリスのドラマに出てくる警官は一所懸命やってるけど、どこか抜けていたり、すぐ犯人に裏をかかれていたりするんですよね。

 

最近みた『サーティーン/13誘拐事件ファイル』の刑事2人、『人形は指をさす』のローズとバクスター、『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』のギブソンの部下などですね。

優秀で忠実だけれど、どこかマヌケという共通のものがあるんですよね。

 

まあ警官を特別扱いしないで、庶民と同じ人間だと考えてキャラ設定しているのかもしれないですね。警官に対する描写の違いというのは、国民性が出るのかなあと思うと面白です。

 

まとめ

とはいえ、『ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班 』は見ごたえはありました。

機会があれば次のシーズンも見てみたいですね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

fortunamajor.hatenablog.com

fortunamajor.hatenablog.com

fortunamajor.hatenablog.com