本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

本、映画、ドラマの感想を書いています。

ドラマ『サーティーン/13 誘拐事件ファイル 』『ウィルダネス 荒野の裏切り』感想

 

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こんにちは。
ジョディ・カマーが気になって13を見たサトーです。
ついでに同じ脚本家が関わっている他のドラマも見たので、まとめて感想を書きます。
 
どちらのドラマもマーニー・ディケンズという人が原案と脚本を手がけています。後半はグチが多めになっています。
 
 

『13』ストーリー

13歳のときに誘拐されたアイビー
それから13年後に、犯人宅から逃げ出します。
 
26歳になり、ようやく自由になれたアイビーと、その家族や友人、犯人を追う刑事たちの様子を描いています。
 

全5話

全5話のミニシリーズです。
途中で制作打ち切りになったのかな?と思うぐらい中途半端な終わり方をしています。
ミステリ調で、全体的にゆっくりしたペースで進んでいくんですが
ジョディ・カマーの演技のおかげか、それほどストレスじゃないんですよね。
 
まあ、あえて言えば刑事2人がやや間抜けではありますが。
でもこのペースで進んで、いきなり5話で終了というのは、やはり唐突すぎる気がします。あと3話あれば、もうちょっとマシになっていたのかなと考えました。
 

マーニー・ディケンズ

サーティーンの原案、脚本がマーニー・ディケンズという人なんですが、
この人が最近、手がけたドラマがありまして、こちらです↓
私は1話だけ見ました。
彼女はウィルダネスでも原案と脚本をやっています。
私はマーニー・ディケンズについてはよく知らないし、彼女が参加した作品はこの2作しか見てないんですが、2作だけ見た印象は、のんびりした人だなあです。
 
2作ともゆっくりしたペースで進み、セリフは多くはなく、俳優の表情で何かを伝えようとする作りに見えました
 
90年代ならこのペースでもよかったかもしれませんが、今は2023年ですからねえ・・・
話の展開が遅くて、見てて退屈でした。
サーティーンはまだ見ていられたんですが、正直いうとウィルダネスは面白くなかったので1話で断念しました。
 

『ウィルダネス』ストーリー

浮気された妻が、夫に復讐する話です。
 
オープニングでテイラー・スイフトが流れたんで、若い女子が作ってるのかなーと思ったんですよね。でもセリフがつまらないし、テンポが悪くて間延びしてるし、要は退屈なんですよ。
 
なので60歳くらいのおじいちゃんが作ったのかな?と調べて見たら、マーニー・ディケンズは37歳の女性だそうです。
 
主役の妻は、浮気する男がきらいなんですよね。
でも夫に浮気されちゃって、復讐のため夫殺害を企てます。
 
この動機からして弱いかなあと。
たった1回とはいえ浮気がムカつくのはわかりますが、それで殺人を決意するほどのことですかねえ?
もし、お仕置き目的で夫に危害を加えようとしたんなら、妻には愉快犯の素質がありそうです。
 
そういうところが、抑揚がなさすぎて説得力ないなあと。
なぜ殺す道を選ぶのでしょうか。
私なら証拠を集めて弁護士雇って大金むしり取って、イギリスに帰って人生やり直しますね。
 
 

吹替え

本格的な感想にいくまえに・・・吹替えで見たんですけどね、
妻が「えらく親し気なようだけど」って言うんですけど、今どきの都会的な女子が「えらく」って言いますかね?
「えらく」って若い女子は言わなくないですか?中年の私でも「えらくOOだなあ」ってあんまり使いませんよ。
「ずいぶん」ならわかるんですけどね。
 
あと、これは夫のセリフですが「(君に)ネックレスをかけてあげる」って言いますかね?
 
ネックレスは「つける」じゃないかなと思ってね。
調べたら、「かける」は「パーマをかける」「タスキをかける」ならあるんですよ。
「アクセサリースタンドにネックレスをかける」ならわかるんです。
 
なので「かける」は主に物に物をかけるときに使うようです。
 
私は、人間にタスキ以外の装飾品を装着するときは「つける」だと思うんですけどねえ。なんでしょうね、私が知らない使い方があるのかもしれないですね。方言でしょうか?
 
 

変な妻

そういうわけで、この妻がちょっと変わった人なんですよね。
夫のスマホやPCを勝手に見るし。
 
あと妻が「想像していること」と「現実」の違いが曖昧なので、これなに?今なにを見せされてるの?と混乱したんですよね。
熊が出てきたときには、これコメディかな?と真剣に考えちゃいました。
 
そして、夫を殺せる千載一遇のチャンスを逃しておきながら「ザンネンだった。事故が起きるとしたら完璧な場所なのに」とか偉そうに言うし。
 
お前やる気あんのか?と問い詰めたくなりました。
 
やっぱりコメディなんですかね?
 

ウィルダネス感想

サーティーンはともかく、ウィルダネスは第1話がすでに酷いので、マーニーは脚本書くのに向いてないんじゃないかなと。セリフも面白くないですしね。
 
ちなみに、ウィルダネスの監督はソー・ヨン・キムという人です。
この人についてはよくわかりませんでした。
 
まあサーティーンがあるていど見られたことを考えると、ウィルダネスは脚本と監督の組み合わせが悪かったのかもしれませんね。
 
というわけで、サーティーンはまだ見られたんですが、ウィルダネスは個人的に退屈でした。
 
ウィルダネスはベッドシーンが多くてメロドラマみたいになってるし、
よっぽどヒマな時じゃないと2話以降は見ないと思います。
 
 

まとめ

それにしても最近のAmazonオリジナルは質より量を優先してるのか、予算削減なのか脚本で手を抜きがちな印象がありますね。面白くないものを量産するより質にこだわった方がいいと思うんですけどねえ。私には想像もつかない事情があるのでしょうね。
 
それでは、お読みいただきありがとうございました♪