本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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ウォーターゲート事件『大統領の陰謀』感想

 

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こんにちは。
4月になったのが信じられないサトーです。
エイプリルフールなので、噓というか陰謀の映画の感想を書きます。


ウォーターゲート事件

大統領の陰謀

 

 

 

1976年の映画で、1972年に起きた実際の事件を
題材にしています。

ウォーターゲート事件は有名なので、詳細は知らなくても
事件の名前だけは聞いたことある人は多いかもしれません。
私もその一人です。

 

事件は、ウォーターゲート・ビルに5人の男が侵入
警察に捕まったところから始まります。
結論から言うと、それが大統領と側近たちの陰謀だった・・・
という話です。

 

映画は、その事件を追う2人の実在した記者が主役です。

ロバート・レッドフォードダスティン・ホフマン
それぞれ、ウッドワードバーンスタインを演じています。

 

事件当時のニュース映像を交えながら
臨場感たっぷりに描いているので見ごたえがあります。

 


記者の仕事ぶり

映画はかなり抑えた調子で描かれています。
記者たちの仕事ぶりがメインです。
ロバートレッドフォードが人差し指だけで
タイピングする姿とか貴重ですよね。

 

印象的だったのは、
ウッドワードが深夜に秘密の情報源と会ったあと、
小走りになったり、後ろを振り返りながら帰ったシーンです。

あんなに体格のいい白人男性でも恐怖を感じることがあるのか…
と思いました。
まあ実際のウッドワードと、演じているレッドフォードが
同じ体格かどうかはわかりませんけどね。

 

実際のウッドワードは連絡係だったとはいえ、海軍出身です。
戦闘訓練を受けたかはわかりませんが
それでも若くて健康な白人男性だったはずです。
そういう人でも、ふとした瞬間に恐怖を感じるんだなーと
興味深かったです。

 

まあ相手が政府で、どこに誰が潜んでいて、こっちを狙っているか
わからない状況では当然かもしれませんけどね。

 

印象的なラスト

ラストのシーンも印象的でした。
当時の大統領ニクソンが再選して、その中継がTVで流れています。
その様子を聞きながら、ウッドワードとバーンスタイン
ひたすら記事をタイプしています。

 

自分たちが戦っている相手が就任の宣誓をしていても
ひたすらタイプし続けるんですね。

 

これは記者という仕事を象徴しているシーンに見えました。
世の中でどんな悲惨なことや、素晴らしいことが起ころうとも
ひたすら取材し、記事を書き続ける・・・
それが記者という仕事なのだと。


まとめ

事件はそのあと、関係者が次々に有罪になっていき、
しまいには大統領が辞任し、幕を閉じます。

 

ウォーターゲート事件は数年にわたって起こった
いろいろな事件や報道、裁判などの総称だそうです。
それで概要がわかりにくいと思うんですね。

 

私もこの事件は名前だけ知っていましたが
詳細はよく知りませんでした。
この映画をみて、なんとなーくわかったような気もします。

 

なんでこの映画をみたかというと、最近読んだ
海外のビジネス本にこの事件のことがチラッと出てきたんですね。
それで興味を持ってみてみました。

 

余談ですが、旧式のタイプライターと黒電話のある世界です。
ロバートレッドフォードが受話器を耳にあてている
仕草がとてもカッコよかったです。
あんな風に電話をする人は、そりゃカッコイイと言われるよなー
となぜか腑に落ちたのでした。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪