本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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マクベス巡査シリーズ『ゴシップ屋の死』『ハイランド・クリスマス』感想

 

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こんにちは。
1年の半分が過ぎようとしているとは信じがたいサトーです。

 

最近読んだ本の感想です。
BBCスコットランドでは、ヘイミッシュ・マクベス巡査シリーズとして人気ドラマになったそうです。その原作の翻訳本です。

 

日本ではまだ2冊しか翻訳されていませんが、面白かったです。

 


ストーリー

 

 

 

スコットランドの最北西部にある
ロックドゥという平和な村。
そんな村の釣りスクールで殺人事件が発生。

 

村を1人で担当していた
マイペースなマクベス巡査の駐在所に、
捜査班のブレア警部たちが押しかけてきます。

 

なぜか警部に反発するマクベス巡査は、
ひとり捜査を進めます。


そんなことしたら怒られるんじゃないの?
出世できなくなっちゃうんじゃないの?と
読んでるこっちは心配になりますが
マクベス巡査は我が道を突き進みます。

 

さてさて、燃えるような赤髪のマクベス巡査
犯人を捕まえることができるのか?
そして彼の恋の行方は?

 


サッチャー首相とダイアナ妃

この本が発行されたのが1985年。
サッチャー首相」という言葉が出てくるので
サッチャーが在任中で、
故ダイアナ元妃が存命中の頃の話です。

 

なのでスマホはおろか、
携帯電話なんてもちろんありません。

 

固定電話を求めて四苦八苦する
マクベス巡査が描かれています。
時代ですね。

 

このあとマクベス巡査シリーズは30作も書かれて
ドラマ化されています。
見てみたいですね。

 


ハイランド・クリスマス

 

 

 

実は、私はこっちを先に読んだんです。
面白かったですよ。
マクベス巡査の魅力が存分に描かれています。

 

なぜマクベス巡査が、
ブレア警部にあそこまで嫌われたのかは
『ゴシップ屋の死』と『ハイランド・クリスマス』
だけ読んでもわかんないですよね。

 

この2作の間に14作くらいあるので。
続編の翻訳を待ちたいですね。

 


まとめ

作者のM.C.ビートンは2019年に83歳で他界しています。
マクベス巡査シリーズのほかにも
たくさん書いていて
アガサ・レーズン・シリーズもあります。

 

燃えるような赤髪の男、
マクベス巡査の活躍をもっと
読んでみたいですね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪