本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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呪われた一族『アッシャー家の惨劇』感想

 

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こんにちは。
幸いにも惨劇とは縁のないサトーです。
今日も幸せに生きています。

 

さて、最近見た映画の感想です。
ネタバレがあるかもしれないのでご注意ください。

 


呪われた一族

 

古い映画です。
フィルムの状態が悪いままデジタルにしたらしく
最初のほうは、昔のビデオテープでよくあった
チリチリ音が入っています。

 

内容は、
婚約した女性の実家に押しかけてきた若い男が
その家の異常さに巻きこまれていく話です。

 

原作はポーの短編なので
現代の人が見ると、それほどひねりはありません。

 

正体のハッキリしない幽霊話みたいに
あまり怖くないので
夜に見ても大丈夫な映画です。たぶん。

 


アッシャー家とは

ポーと、この映画のファンには申し訳ないんですが
アッシャー家に起こったことを
現実的に考えてみます。

 

アッシャー家の兄が語っている
家族共通の異常さというのがあります。
兄自身は神経過敏で小さな音にも敏感です。
でも弦楽器が奏でる音だけは平気みたいです。

 

この「家族共通の異常さ」というのは
現代風に解釈すれば、
おそらく遺伝性の精神病とかに
なると思います。
(原作にも書いてありましたね。)

 

家を包みこむ霧も、何かの化学物質とか
地中から出てきた有毒物質の可能性もありますね。

 

仮に有毒物質だったとして
吸いこんだら精神に影響出るとか
そういうものだった場合、
執事だけが正気っぽいのが気になりますが。
もしかしたら、執事には何らかの耐性が
あるのかもしれませんね。

 

または遺伝性の病気と有毒物質の組み合わせで
アッシャー家の人々だけが
その症状が発症し、悪化する・・・
という可能性もあるのかも。

 


アッシャー家の地盤

家が動くのは地盤が弱っているとか
局地的な地震が多い、
例えば活火山が近くにあるとか、
そういうのが考えられますね。
そして、家が沈むのは地盤沈下ではないでしょうか。

 

もしかしたら家の地下に洞窟があって、昔の墓場になっていて、そこから悪霊が悪さしていた可能性も考えられます。

そういうのは風水的に見てもよくなさそうです。
なんにしても家の揺れは地盤に問題がありそうですね。

 

洗脳?

そして洗脳ですね。
うちの家系は異常者が多いんだぞー
と、小さいころから言われていたら
素直で繊細な女の子なんかは
真に受けちゃう可能性がありますね。

 

ああ、私は異常なんだ・・・
だから早く死ぬんだ・・・死ぬべきだ・・・!とかね。


素直で真面目な子なら、そういうことを、ずーっと思いこんでいて、
ある日、何かの拍子に正気の糸が切れて
(閉じこめられたのがきっかけになったりして)
本当に気が狂ってしまうことも
あり得ると思います。

 

そういうことを考えながら見てたので
私はこの映画にはあまり没入できませんでした。

 

でもこんな風に、アッシャー家で起こっているこの現象の
原因は何だろう?と考えながら見るのも
楽しいのかもしれませんね?

 


原作アッシャー家

原作のほうでは設定がちょっと違っていました。

 

アッシャー家に訪ねてくる男は
妹の婚約者ではなく
兄の友人でした。

 

まあでもその他は
映画とだいたい同じでした。
だいたいね。

 

まとめ

アッシャー家の映画は
もう1つ別バージョンがあるらしいので
そっちも見てみたいんですが
配信されていないようなので
気が向いたときにでも探してみたいと思います。

 

視聴できるのはいつになるか
わからないんですけどね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

 

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