こんにちは。
今度からスーパーに行ったら入口から遠いところに車を停めることにしたサトーです。
私が行くのはわりと大きなスーパーなので、そうすると結構歩くことになります。歩数をはかったら往復と買物だけで3000歩弱になりました。スーパーの滞在時間は長くなりますが、そのぶん運動不足が解消できそうです。しばらく続けてみたいと思います。
さいきん読んだ本の感想です。
この本は
「会話」について研究してきた著者が、「興味深い会話の例が見られるフィクション作品を次々と取り上げ、そのなかでどういったやり取りがなされているのか、登場人物たちは何をしているのか、といったことをコミュニケーションとマニピュレーションという観点から説明」しているものです。
著者によると、会話はコミュニケーションでもあり、マニピュレーションでもあるとのことです。マニピュレーションとは心理操作のことで、会話を通じて相手を自分の思い通りに動かそうとする、という意味でこの本では使われています。
オリエント急行の殺人、マトリックス、鋼の錬金術師、オセロー、うる星やつらなど漫画、アニメ、小説、映画などの中から著者がピックアップした会話を分析、解説しています。
感想
この本はですね、おそらくフィクションを作成してる人で、会話やシチュエーションを、よりスタイリッシュなものにしたいと考えてる人には、役に立つことが多そうです。
ただ、まともな大人ならご存知かと思いますが、漫画やアニメの会話がそのまま現実世界に適用できるわけないんですよね。
だからここに出てくる会話を現実世界で使うことは、あまりないとは思うんですけどね。
なのでこの本は、あくまでフィクションを楽しむうえでの会話分析と割り切ったほうがよさそうです。
でもひとつ役に立ちそうなものがありましてね。
マニピュレーションの会話というやつです。
誰かと話してて、この人なんか嫌なかんじだな・・・って感じることあると思うんですよね。
それは、もしかしたらマニピュレーションかもしれないぞと。
その会話をよく分析してみたら、相手は会話を通じて、こちらを動かそうとしてるのかも・・・
ハッキリ言わないけど、なーんか要求されてるような気がするなーというとき、もしかしたらマニピュレーションの可能性があるのかもしれませんね。
それにいち早く気づくことができるかもしれませんね?保障はしませんが。
まあくれぐれも、この話法を悪用しないでくださいね。
もしやるなら自己責任で。
まとめ
読んでいるとですね、「会話」の分析にここまで情熱を傾ける人がいるのかと驚いたんですよね。
世の中にはいろんな人がいることは知っていましたが、フィクションの中のキャラの会話の考察にこんなに熱心に取り組んでいる人がいるなんてね、思っても見なかったもんですから。
いやあ、すごい情熱だなあと驚嘆したわけですよね。
もしかして、脚本家の人も日々こういうことを考えてるんですかね?だとしたら、すごいですね。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪