本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

本、映画、ドラマの感想を書いています。

『ぼっち・ざ・ろっく!』と『ウェンズデー』のキャラ比較

 

このブログではアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは。
アニメは普段あまり見ないサトーです。
最近ツイッターでこんなかんじのツイートを見ました。

 

『ウェンズデー』は陽キャが考える陰キャだけど
『ぼっち・ざ・ろっく』は陰キャが考える陰キャ

 

誰のツイートかは忘れましたが
興味がわいたので両方のキャラを見比べてみました。
今日はその感想です。


『ぼっち・ざ・ろっく!』

 

 

ぼっちでギターオタクで陰キャの女子高生
ひょんなことからバンド仲間に出会って
青春をエンジョイしていくアニメです。

まだ少ししか見ていませんが、こちらは確かに
陰キャが考える陰キャ」というかんじです。

人見知りで、超受け身で、他人から話しかけられるのを
ひたすら待ってるんですね。

彼女はネット上では趣味のギター動画をアップして
有名になってるんですが、現実世界では友達ゼロで
高校生になってもまともな受け答えすらできません。

 

『ウェンズデー』

アダムスファミリーの長女ウェンズデーが主役のドラマです。
ウェンズデーは見た目は控えめなゴス系ですが
中身は超問題児で、転校を繰り返しています。

そしてまた問題をおこして別の町へ。
今度の転校先は両親の母校です。
ちなみに母親役はキャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ハマリ役です。

 

新しい学校と町は、ウェンズデーに引けを取らないくせ者ぞろいです。
そこでウェンズデーはいろいろなハプニングに巻きこまれていって・・・
というストーリー。
制作にはティム・バートンが関わっています。


お国柄のちがい?

結論からいうと、たしかに
『ぼっち』は日本人の陰キャが考える陰キャで、
『ウェンズデー』は陽気なアメリカ人が考えた陰キャぽいですね。

 

お国柄もあるかもしれませんね。
特に『ウェンズデー』はエンタメ性を追求してて
たくさんの人に見てもらうのを目的に作られたと思われます。
ものすごいお金がかかっているのがわかりますよね。

なので地味一辺倒では見てもらえないし、話題にもならないでしょうから、
ああいう作品になったんだと思われます。


4コマ漫画が原作

『ぼっち・ざ・ろっく!』は4コマ漫画の原作があります。
内容からしてモンスターが登場するようなド派手な演出もないですし
元々は「日常系路線」だったようです。

なので、エンタメ界からほど遠い世界に住んでいる素人の私から見ると
制作された国と目的が違うので、
同じように「暗い・ぼっち・コミュ障」のキャラでも
陰陽がちがって当然かなーとなります。


性質の違い

さらに個人的な感想を述べていきます。
ぼっちとウェンズデーの性格の一番の違いは
自己肯定感の高さと、攻撃性または復讐心の強さだと思います。

 

現代日本で平和に暮らすぼっちは、大雑把にいってしまえば
戦う相手は自分だけですよね?
(まだちょっとしか見てないので断言できませんが)

人見知りで、考えすぎる傾向があるけど、ネットで人気があるから
プライドもちょっとある。理想の自分と現実とのギャップに悩みながら、
これから成長していくと思われます。
だから彼女が戦う相手は、主に彼女自身だと思うんですよね。
なので他者への攻撃性はゼロに近いです。


一方、ウェンズデーは、あきらかに他者から攻撃されています。
ときには暴力的な仕打ちを受けます。
それでウェンズデーは自己肯定感とプライドがめっちゃ高いんですね。
エベレスト並みに高いです。

それもあってか、基本はやられたらやり返すマインドです。
思春期というか、やっかいな反抗期真っただ中にいるので
復讐心もハンパないんですね。

彼女は一番正しいのは自分であると信じているし、
真実を追求する姿勢を崩しません。
そのため周囲とたびたび衝突するんですよね。

たしかにこのへんは、陽キャアメリカ人が考えそうな
設定になっていますね。

 

イーニッド可愛い

というわけで、ぼっちウェンズデー
陰キャ陽キャの視点で比較をしてみました。

ぼっちが正統派の陰キャだとすると
ウェンズデーは陰キャとは言えないような気がしてきました。

 

といってもウェンズデーは陽キャでもないですよね。
陽キャはルームメイトのイーニッドのほうです。
あれは間違いなく陽キャです。
カラフル大好きいつも笑顔のイーニッド。可愛い。

ウェンズデーはなんていうか、
ただの取っつきにくい人ですよね。
取っつきにくい女子高生です。
自己主張がはっきりできる時点で、陰キャではないよなーと。

 

まとめ

というわけで、誰かのツイートがきっかけになって
『ぼっち・ざ・ろっく!』と『ウェンズデー』の
キャラを比べてみました。

 

ティーンエイジャーが主役の作品はあまり見ないので
今回はいい刺激になりました。

 

みなさんも興味があれば比べてみてください。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪