本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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耳だけが頼り『ブラックボックス:音声分析捜査』感想

 

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こんにちは。
ここ数年は飛行機に乗っていないサトーです。
たまには旅行に行ってみたいなーとは思います。

 

最近みた映画の感想です。

 


仏のサスペンススリラー

 

 

マチューは航空事故調査局の音声分析官です。
ある日、乗員全員が死亡する大きな事故が起こります。
担当から外されたマチューでしたが、
上司が消えたため急遽、責任者をつとめることに。

 

しかし操作をすすめるうちに、意外な事実がわかってきます。
マチューは事実を突き止めることができるのでしょうか。
そして消えた上司はどこへ行ったのでしょうか?

 


見どころ

主役のマチューがですね
耳がめちゃくちゃいい、有能な音声分析官なんですけど
なんていうか誤解をおそれずに言うと
発達障害ぽいんですよね。


一つの能力が突出して高く有能だけれども
人間関係や世渡りが、からきしだめなんです。

 

なのになぜか、妻がいます。
奥さんとはうまくコミュニケーション
とれてるみたいなんですね。

 

で、奥さんは職種は違うけど、これまた同じ業界なんです。
この奥さんも巻きこんで、話が進んでいきます。

 

マチューは耳の良さと、上司からの信頼だけを生かして
どこまで解決できるのか?
というのが見どころの一つです。

 


感想

それにしても最初のころのマチューは
人間味がないんですね。
「テロリストが従業員トイレに隠れていたので、
従業員はトイレをチェックすべきでした」
みたいなことを平気で言うんですよね。

 

この場合、従業員も被害者なんですが
機内業務で忙しかったであろう従業員の
せいにしちゃうんですね。
そんな無茶なことをサラッと言っちゃうんです。

 

あとは妻を亡くしたばかりの人に
お悔やみや、慰めの言葉も言えないんです。
自分が興味あることだけやっていたいんですね。
いますよね、そういう人。

 

奥さんはよくこんな、人間味のない
他人のミスに不寛容な男と結婚したなと思いました。
まあ自分の利益を優先するという部分を見ると
どっちもどっちかもしれませんね。

 

あと、マチューは自分の興味あることにしか
行動を起こさないので、思春期の自己中な少年みたいでした。
個人的にはマチューが同僚だったら、
かなりきついと思います。

 


まとめ

マチューは耳がいいので
耳だけを頼りにして捜査を進めていきます。
そして、この「耳の良さの使い方」も
いろいろあって面白かったです。

 

それにしても、飛行機に乗るときには
事故にもテロにもあいたくないものですね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪