こんにちは。
久々にすごいドラマを見たので感動しているサトーです。
感想を書いていますが、ネタバレになっているので、ご注意ください。
警察署長 第2話は
第1話から20年くらい経っています。
戦争が終わり、若い兵士たちが帰郷しました。
デラノの町は道路も舗装され、馬なんてもう歩いていません。子供たちも大きくなりました。
ヘンリーの息子ビリー・リー、妹のエロイーズとヘンリーの妻トリッシュ、勲章を多数もらったサニー・バッツ。
そして自動車修理工のマーシャル・ピーターズとアニーの夫婦。
ビリーは弁護士に、バッツは警察署長になり、2人はやがて対立していきます。
第2話は、デラノの町の新しい支配者たちと黒人差別を中心に、埋もれていいた20年前の殺人事件が発覚します。
サニー・バッツ
今回の警察署長はサニー・バッツです。
覚えていますか?
第1話で酒飲みの父親から母親を守っていた、あの男の子です。
初代警察署長のヘンリーに「あいつ(父親)を殺して」と言った子ですね。
あの子が大きくなって、戦争でたくさん手柄を立てて帰ってきました。
しかし、この子が性格に難があって、というか人間性に問題があるんですね。
おまけにKKKのメンバーで、黒人を痛めつけることを何とも思っていません。
さらにおまけに警察署長になっちゃったもんだから、権力もあるんですよね。KKKの人脈もあるんで、もしかしたらデラノ史上最悪の警察署長かもしれません。
ビリー・リー
ビリーは父親を亡くしましたが、スれることもなく真っ直ぐに育って、性格のいい好青年になっています。
法律事務所に勤めていたということもあってか、ヒューに目をかけられて政治家を目指します。
たしかに政治家として人気が出そうなタイプですね。このビリーとヒューが、後にバッツと対立することになります。
黒人差別
ヘンリーの時代から20年経ってるんですが、デラノにはいまだにKKKがあるんですよね。
で、警官にもあからさまに黒人差別をするやつがいて、人のいいマーシャルもターゲットにされます。
見ててつらいシーンも多々あります。
ご想像の通り、率先してマーシャルを攻撃するのはバッツなんですよね。
彼の父親はただの大酒飲みでしたが、息子は権力も手に入れたのでタチが悪いです。
おまけにKKKの悪知恵と人脈があるので、姑息で卑怯な手を使ってマーシャルを苦しめるんですね。本当、見ていて辛くなってきます。
哀れなバッツ
サニー・バッツはムカつく奴でもあるんですが、彼の家庭環境を考えると哀れでもあります。
彼の母親は、自分を殴っていた男を美化するし、あろうことか、バッツの軍での活躍が父親のおかげであるみたいな言い方をします。
母親は過去を美化しているんですね。優しかったころの夫を引き合いにだすんですが、それはバッツにとって侮辱でしかありません。
そしてバッツは、あれほど憎んでいた大酒のみで暴力をふるう父親と、似たような道を歩み始めます。
酒を飲み、しだいに量が増えていき、平気で暴力をふるうようになります。署長になってからは女性にも相手にされなくなります。
そして酒量が増えると、酒は彼自身を蝕んでいきます。大変ムカつくんですが、父親から何も学んでいなかった哀れな男です。
予想がつかない
第2話はですね、展開が予想できずにハラハラしながら見ていました。
どんなふうになるか見当がつかないし、見せ方もうまいので、本当にすごいドラマだなと思いました。
脇役もかなり個性的でよかったです。
ビリーの奥さんトリッシュがとんでもない人だったし、ヒューの世渡りの上手さには関心するし、バッツのママもちょっとおかしいし。
まとめ
ちょっとネタバレになるんですけどね・・・
第二話で、また署長が消えるんですよ。
タイトルが『警察署長』なのに警察署長が消えるんですよね。
しかもこれで2人目です。
とんでもないでしょ?
また署長が消えるんですよ。一体どうなってるんでしょうね。
本当、ビックリの展開です。
それにしても、このドラマの主役は語り手のヒューなんでしょうか?
警察署の立ち上げのときから関わっている彼が主役・・・?
誰が主役なのかわかりませんが、群像劇というやつかもしれませんね。
最後に・・・
フォクシーにバイクでよかったね、動かしやすいからね、と声をかけたいです。もしかしたらこのドラマの主役はフォクシーかもしれないですね。
興味があればご覧ください。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪