こんにちは。
火星にはとくに行きたいとは思わないサトーです。
さいきん見た映画の感想です。
この映画は
かわいいラブコメです。
舞台は地球と宇宙と火星です。
地球のカフェでバリスタをやっているウォルトは、火星に行きたくてたまりません。
が、行けない。
火星へのチケットはバカ高くてウォルトには手が出ません。
ふしぎなことに彼の周りにいる女性は火星に縁がある人ばかり。
ある日、シャトルに紛れこんだ猫のリプリーからヒントを得て、無賃乗車を思いついたウォルト。
偶然、出会ったソフィーを巻きこんで、ウォルトの無賃乗車の旅が始まります。
吹替えで見た
軽い気持ちで見られるラブコメです。
シャトルの船長がファンキーな人で、吹き替えは斎藤貴美子さんです!
こういう役が本当に上手いですよね。
さて主役のウォルトですが、ソフィーにも指摘されてましたが、かなりの自己中なんですよね。
自分が憧れるジニーには普通に接するのに、なぜかソフィーには偉そうに説教するし、ソフィーが嫌がってる宇宙遊泳を無理やりさせちゃう。
それを受け入れるソフィーの自主性にも疑問がありますが、結果オーライだからいいだろ?みたいな演出が、ひと昔前のステレオタイプなかんじで鼻につきますね。
好き勝手にやる自己チュー男子を女子が見守る…というのがね。ちょっとステレオタイプだなと思ったんですよね。
ソフィーの彼氏もですね、ソフィーの意思を確認せずにソフィーの仕事を決めちゃうし。
これなんだろ、ソフィーがアジア系だから?と考えちゃったんですよね。
アジア系以外だったらこういう扱いになったのかな?と。
そういう意味ではウォルトもソフィーの彼氏も似たタイプですね。
まとめ
ソフィーとウォルトの会話で印象に残っている言葉があります。
ソフィーが「地球でできなかったことをなぜ火星でできると?」と言うと、ウォルトが
「間違った人が間違った星に向かってると思わない?」と言います。
そういう違和感は地球にいても感じますよね。
あと船長がウォルトに「イケメンで幸いね、バカだもん」と言い放ち、立ち去ります。
これには私も同意します。
恋の行方は2組のカップルが出てくることから、だいたい予想はできるんですけどね。
けれどシャトルの内部や、100万ドルの宇宙旅行の様子や、エンタメ化された宇宙遊泳や、火星での人類の暮らしぶりなど、ヴィジュアル的にかなり面白かったです。
あとは無賃乗車1号の猫のリプリーですね。
ウォルトの腕の中で目を閉じている様子は、うまく手なづけたなーと感心しました。
人間と一緒なら、火星でも猫は生きられるみたいですよ。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪