こんにちは。
ビットコインが900万円になったあとすぐに1000万円に戻ったと知って思わず笑ってしまったサトーです。これは本当にジェットコースター・エンターテイメントですね。
さいきん見た映画の感想です。
ストーリー
10歳のジョニーは団地でママと兄と妹と暮らしています。
小さな妹の世話はジョニーの担当です。
ママは好き勝手に恋愛して昼間からベッドにいるし、兄は友達と遊んでばかり。
ある日、ジョニーは新しい担任の先生に好意をもちました。
先生はジョニーの詩の朗読を褒めてくれて、ジョニーの成績に関心を持ってくれました。
そしてジョニーは先生のパートナーに誘われて、夜の美術館に行くことになります。
妹の世話をする
10歳のジョニーは、ママが「怠け者」なので妹の世話をしてるんですよね。
学校のあとで妹のお迎えに行ったり、お風呂に入れたり。
文句も言わないんですよ。自分が宿題してる横で妹が遊んでいたりします。
で、ママは何をしてるかというと、仕事(タバコ屋の店員)の合間に彼氏を家に連れ込んだり、寝てたりするんですよ。
ジョニーはママに従順で、ママからしたら「とっても使いやすい、おりこうさん」なんですね。
先生が好き
そんなジョニーが新しい学校の先生に興味をもちます。
興味がありすぎて、先生の家まで行っちゃうんですね。
この子にはストーカー気質がありそうで心配です。
で、ジョニーは先生のことを「好きだ」と認識したらしくて、好意を伝えることに決めます。
ちょっとネタバレになりますが、
ジョニーは先生の家に押しかけて服を脱ぐんですね。
まともな大人ならこれはパニックになりますよ。
児童への性的虐待になりますからね。
事情を知らない人が見たら即通報されて、先生は職を失いって残りの人生を性犯罪者として生きていかなければならなくなりますからね。
まともな大人からすると地獄です。
なので当然、先生は怒ってジョニーを家から追い出します。
ジョニーはきょとんとしています。
自分の気持ちを受け入れてもらえると思ったんでしょうね。
でも、それは叶わなかった。
母親
おそらくジョニーは母親と同じことをしようとしたんだと思います。
あの中学生の入れ知恵も影響したんでしょうね。
「好きな相手には服を脱いでせまるとよい」
彼が母親から学んでいたのは、恋愛関係になるには、まず服を脱ぎ体を差し出すことだったのかもしれません。
とはいえ母親は悪い人ではないんですよ。
ジョニーや家族への愛はあるし、仕事はしているし、衣食住を与えて、学校にも通わせています。
ただ、彼女にとっては大人しくて聞き分けのいいジョニーは、都合のいいベビーシッター兼雑用係だったんでしょうね。
まとめ
そんなジョニーですが、ある事件を経て、初聖体拝領式のあとにママから離れる決心をします。
反抗期になったのか、または自分の願望に気づいた瞬間だったんでしょうね。
ジョニーは揺れるときを経て、脱皮したんですね。
おりこうさんを、やめることにしたんです。
自分の進む道を見つけたんでしょうね。
それをやっと言い出せたんです。
最後に踊り続けるジョニーを見ているのは、たいへん爽快でした。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪