本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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悪魔行路『ナイトメア・アリー』感想

 

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こんにちは。
タスクがたくさんある日の朝イチで腰が痛くなって動きに支障が出たサトーです。
その日は仕事を終わらせて予約してた映画に行くことになっていたので、朝イチから予定が狂いそうになりヒヤヒヤしました。
痛みをこらえてなんとか映画館へ行き、2時間の座りっぱなしに耐えて、どうにか鑑賞してきました。
映画は観てよかったです。
腰痛は中年になってから慢性化しているので、油断するとすぐ痛くなりますね。
この年になって健康第一という意味を実感しています。

 

さいきん見た映画の感想です。

 


ストーリー

 

サーカスに流れ着いた男(ブラッドリー・クーパー)が仕事と仲間を得て、やがて若い恋人と独立し、悪どい方法で金持ちから金を騙し取ろうとする話です。
最後はバッドエンドです。

原作があるそうで、ナイトメア・アリーというのは悪魔行路という意味だそうです。

 

 

逃げたいモリー

詳細は省きますが、主役のスタン(ブラッドリー・クーパー)の恋人モリールーニー・マーラー)が、スタンの元から逃げようとするシーンがあるんですよね。

 

そこで私は拍手を送ったんですけどね。
モリー、よく逃げたなと。
でもすぐ捕まっちゃうんですよ。
逃げようとしたモリーは灰色の群衆がいるバスターミナルだか駅だかに、1人で赤いスーツを着て立ってるんですね。
そりゃすぐ見つかるよと。

 

で、スタンに見つかったモリーは逃げようとして、何を思ったかトイレの個室にこもるんですね。
で、案の定、口の達者なスタンの説得にほだされて彼の元へ戻るんですよ。
何考えてんだモリー

 

見つかりやすい赤いスーツを着て、逃げ場のない場所に入り込むとか、捕まるに決まってるじゃないですか。
何考えてんだモリー

 

まあ赤いスーツが何かの象徴だったのかもしれないし、彼女は単に外着はあの服しか持ってなかった可能性はあるんですけどね。
モリー、逃げるの下手くそだなーと思った場面でした。
まあ彼女が逃げたらこの先の話が成立しないんですけどね。

 

 

獣人

獣人っていうのが出てくるんですけどね。
読んで字のごとく「獣みたいな人」です。
見世物にされてて、忌み嫌われてる存在です。

 

で、この映画のオチはですね、「獣人の作り方」の話が出た時点でぼんやりと想像できるんですよ。
それが誰になるのかはその時点ではわからないけど、暗示として出てくるんですね。

 

そういう意味では、オチは『ビッグ・フィッシュ』に似てますね。ダークなビッグフィッシュです。

たしかビッグ・フィッシュはそんな感じだったと思います。

 

映画を見たあとWikipediaを読んでいたら、なんとなーくですが、みんなブラッドリー・クーパーが好きなんだなーと思いました。
みんなっていうのは、映画を作っている側の人たちとか、観客だと思うんですけどね。
彼のあの目の魅力は歳を重ねても衰えないんですね。

 

そんな魅力的な主人公でも、成功を掴むのは大変で、でも転落する時は一気に落ちるから、みんなも気をつけようねーというメッセージを受け取ったんですよね。私だけですかね。

 

 

まとめ

最後に用意されているのは危険を危険とわからず突き進み、恋人も巻きこみ、信用する人を間違えた男の転末です。

 

スタンのように、自分に自信がある人ほど騙しやすいのかもしれないなと思いました。

 

ただこの映画、150分と長いんですよね。クライマックス以外は冗長に感じました。なので特におススメめというわけではないですね。

 

まあ興味があれば見てみてください。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

ビッグ・フィッシュ

 

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