こんにちは。
3時間の映画は結局、観にいかないことにしたサトーです。かわりに金曜の午後は家でポテチ片手に、ウィルキンソンのEXTRAを飲みながら好きな俳優が出ている映画を見ました。しあわせな時間でした。
さいきん読んだ本の感想です。
この本は
警視庁ツイッター(X)公式アカウント初代・中の人が語る、公式アカウント誕生秘話、運営の舞台裏などをぶっちゃけています。
初代・中の人は中村さんという方なのですが、2020年に警視庁を退職されています。
本書の出版が2021年なので、辞めたあとだからこそ、言えたことも多々ありそうですね。
ちなみに著者いわく、「創設147年の歴史の中で警視庁を代表して個人的な発言を許された警察官は、おそらく私が初めてです。」とのことです。
感想
著者ご本人がかなりのユーモアセンスをお持ちのようで、というか遊び心のある人物のようで、本書にも笑える部分がかなりありますし、
各章のあとに著者が公式アカウント運用するときに気をつけていた、炎上回避のポイントみたいなのもリスト化されています。
なので、現在、公式アカウントの運用してる人には大変参考になるかと思います。
個人で趣味でX(旧Twitter)をやってる人も、みておいて損はないと思います。
警視庁ツイッター公式アカウントの元・中の人の考えが読める機会なんてそうそうないですからね。
しかしながらテワタサナイーヌはダサいと思います。テキストでは自制できてもビジュアル化するときには性癖を出さずにいられない人っているんですね。
印象に残っている言葉は、キャリアである当時の副総監に対して著者が、「おそろしく理解が早くて私の説明が終わるときにはすべて了解してしまっていた。」です。
やはりキャリアの方々は頭は相当いいんですね。
まとめ
最近はX(旧Twitter)ても数ヶ月に一回くらいは、どこかの公式アカウントが炎上してたり謝罪する騒動になってたりしますよね。
この本を読んだ後にそういう炎上を見ると、炎上させずに(誤爆はあっても)運用するのは難しいんだなとわかります。
この本には炎上と誤爆の違いも書いてあったと思います。
公式アカウントを運用していくには、自制心とか、おふざけじゃないユーモアとか、言葉の選び方とか、かなりのスキルが必要なんですね。
ちなみに・・・タイトルに駐在さんとあるので普通のサラリーマンみたいな警察官かなーと思っていたら違いました。巻末にある著者プロフィールを見ると、想像より7倍くらい優秀で、実績を多数残した方みたいです。
ほえ〜、優秀な人はどこまでも優秀なんですね。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪