本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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『黄金の羽根の拾い方』感想

 

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こんにちは。
お正月の三が日は仕事をしないでサブスクで映画をだらだら見ていたサトーです。
ちょっと休んだだけなのに、なんでこんなに仕事の再開が難しいんでしょうね??
ハイ、もうちょっと休んでいたいです...

 

黄金の羽根ってなあに?

 

映画を見る合間に、前から気になっていた本を読んでみました。

『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』
橘玲

 

 

 

タイトルだけ見ると、よくある
「楽してお金を儲ける方法」の類の本かなと思ったんですが
読んでみるといい意味で予想が外れてました。

 

まず、楽して儲ける方法はないですよね。
あると言ってる人たちはちょっとあやしいですね。
詐欺に片足突っ込んでるとか、非合法的なやり方だと思います。

 

この本でテーマになっている黄金の羽根というのは、
「精度の歪みから構造的に発生する幸運」と定義されています。
その黄金の羽根を追い求めて、出版社流通の仕組みやサラリーマンが金持ちになる方法、投資や住宅ローン、しまいには年金や保険制度、税務署の裏と表にまで切り込んでいきます。

 

読み応えがありました。
私は個人事業主ですが、読んでよかったと心底思いました
いわゆる「知ってると知らないとでは天と地ほどの差がある」というやつです。

 

本書が書かれたのが2002年、今から約20年前。
今回読んだのはその改訂版です。
なので、今ではもう使えないテクニックもあるでしょうし
法律や制度が変わっている可能性もあります。
でもやっぱり、この本の内容は知っておいてよかったと思います。
特に税務署の話などはですね。ゴニョゴニョ…

 

これまで新旧のいろんなビジネス本を読んできましたが、
この本と類似してる本があまり思い浮かばないです。
部分部分を見れば、例えば家計のコストを減らす方法とかですね、
他のビジネス本にもよく書かれています。が、この本は著者の実体験も交えているせいか、全体としてオリジナリティあるなと思いました。(上から目線ですいません)

 

エピローグのホームレスの話は考えさせられるものがあります。
2023年10月には日本政府はインボイス制度を実施すると言っていますし
増税もするようですから…
もしかしたら近い未来では、住む家がないというのは
そう珍しいことではないのかもしれません…

 

考えたら怖くなってきましたね。
でも最悪の未来を想定して対処法を考えていくというのは必要な気がします。
特に今の時代はね。

 

気になる方は読んでみてください。ヒントがもらえるかもしれませんよ。
私も今年は黄金の羽根を拾ってみたいものですね。
できるかな???

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪