本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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大ざっぱ警視と秩序を愛する文書係『アストリッドとラファエル』感想

 

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こんにちは。

パズルは苦手なサトーです。

最近みた海外ドラマの感想です。

 


ストーリー

 

論理的で繊細な頭脳をもつ
パズル好きの文書係アストリッド

 

直感的で大胆な行動派の
警視ラファエル

 

コンビを組んで事件を解決していく
フランスの犯罪ミステリーです。

 

シーズン1は吹き替え版だと
10話あります。

 

エピソード1の「パズル」
そんな二人が出会って、
一見、関連のなさそうな自殺が
実は裏で関連していて・・・
という事件を解決していきます。

 


なんだか・・・

私は吹き替え版を見たんですが
なんだかNHKの優等生が作った
みたいなドラマだなーと思ったら

 

実際にNHKで放送されたことが
あるようです。

 

とても真面目に作られているなと
思いました。

 

アストリッド役は貫地谷しほりさんで
ラファエル役は林真理花さんです。

 


アストリッド

自閉スペクトラム症」である
アストリッド。
触られることが大嫌いで、音に敏感で
空気を読めず、事実をはっきりと言います。

 

そのせいでトラブルになることも
しばしばあります。
本人に悪気はないんですが
思ったことをすぐ口にするので
そのせで捜査官としての適性を疑われたりします。

 

そんなアストリッドが
規律の厳しい警察と関わっていくと
当然、摩擦が生じます。

 

けれど、世間から浮いているアストリッドと
彼女の能力を正当に評価して
受け入れていく周りの人たちとの関係が
寛容に描かれています。

 

アストリッドの演技も含めて
おそらく難しい挑戦だったとは思うんですが
そのあたりは丁寧に
描かれているなと思いました。

 


ラファエル

アストリッドとペアを組む
警視のラファエルは
警察にしては珍しいくらいの
大雑把な人です。

 

おそらく、その大雑把さが
心の広さにもつながっていて
それでアストリッドを、それほど抵抗なく
受け入れられたのかなと。

 

大雑把でも差別意識があったり
偏見が強い人はいると思うんですが
ラファエルはそうじゃないんですね。

 

アストリッドを受け入れようと努力しますし
アストリッドもそれに応えて
成長していきます。

 

そういえば、ラファエルというのは
天使の名前でしたね。

 

Wikipediaによると
天使を監督する天使」とあります。
ドラマの中でもまさに
そういう役割ですから
ピッタリの名前ですね。

 

そしてアストリッドは
古語ドイツ語で
神+愛された」だそうです。

 


まとめ

正直言って
アストリッドが万能すぎて
引いてしまいました。
自主的に考えて、答えをもってくるのは
都合のいいAIみたいです。

 

彼女の人間らしさってどこにあるのかな?
と考えてみたんですが
ちょっとまだよくわからないです。
アストリッドは感情をあまり表に出さないので。

 

おそらく、触れられるのが嫌とか
自分のスペースに他人を入れたがらないとか
秩序を乱されると不安になって
落ち着きがなくなるとか、パズル好きとか
そういうところに出てるんだと思います。

 

回を追っていくうちに
そういったところも見えてくるかも
しれませんね。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪