本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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『イーディ、83歳 はじめての山登り』

 

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こんにちは。
山に登るよりは、家でゴロゴロしていたいと思うサトーです。
8月11日は山の日なので、山に関する映画を見た感想です。

 


ストーリー

 

 

車椅子の夫の介護しているイーディ
ある日、物置で、父との思い出の絵葉書を見つけて
懐かしく思います。
そんなとき夫に異変が。

 

心配したがイーディの家へやってきて
世話を焼きます。

 

イーディは
老人ホームに入れられそうになったり
勝手に日記を読んだ娘とケンカになります。

 

そんなとき立ち寄った、
いつもの店の主人の言葉で思い立ちます。

 

何も遅すぎることはないさ

 

そして、かつて憧れていた
あの山に登ることを決意します。

 

一人になって自由になったイーディの
新たな旅の始まりです。

 


旅するイーディ

イーディが鬱屈とした日常から抜け出し
列車に乗って山を越え、川を越え。
やってきたのはスコットランドのハイランド地方です。

 

立ち寄った店で若者にぼったくられたり
ガイドの青年ジョニーとすったもんだしながらも
憧れのスイルベン山を目指します。

 


準備が楽しいイーディ

イーディが山に登るための服を
大量に買いこんで満悦するとか、

 

夜中にヘッドライトをつけて
ホテルのベッドで地図を見ながらルートを辿るとか

 

訓練で湖に出てボートの上で釣りをしたりとか
イーディは山に登る前から楽しそうです。

 

そんな時ってありますよね。
本番より、本番の準備が楽しいこと。
特に、今まで着たことない服をショッピングする
イーディの表情がよかったです。

 

もう文句を言う人もいないので
やっと自分の裁量でやりたいことを
やったんですね。

 

登山服なら実用的なので
家に帰っても使えそうです。

 


好青年ジョニー

ガイドのジョニーが、人としての礼儀を
わきまえていたのが、とてもよかったです。。

 

彼は、最初は嫌なおばあさんだった
イーディにも普通に接します。
彼の周辺の人々は
田舎の失礼な人って感じなんですけどね。

 

夢を追ってるだけなのに、
飲み屋の若者はイーディをバカにしますが
見た目だけで判断される屈辱を受けながらも、
イーディは前に進みます。

 

夫が死んだばかりで、次はいつ自分の番がくるか
わからない・・・
そんな危機感もあったのかもしれません。
これが人生最後の挑戦になるかもしれないんです。

 

挫けそうになりながらも、
イーディはその都度、気持ちを立て直します。

 

ジョニーにハッパをかけられながら、
少しづつステップアップしていきます。

 

やはり大きな夢への挑戦には協力者が必要ですね。
そのほうが達成が早いですからね。

 


まとめ

日常を離れて遠くへ出かけて、
美しい自然の中で過ごすのは
とても楽しそうです。

 

イーディは晩年にして、
30年来の夢を叶えたわけです。

 

もしかしたら、この冒険が
イーディの人生のハイライトだったのかも
しれませんね。

 

私は山に登るつもりは全然ないのですが
イーディみたいな旅をしてみたいなと思いました。

 

ジョニーに身の上話をしたら
「残念だね」と言われたイーディは
「でも来たわ」と言います。

 

諦めたと思った夢を
再び掴みにいくイーディのガッツは見習いたいものです。

 

ハイランド地方の
山の風景も素晴らしかったです。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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