本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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ダンサーの株投資物語『私は株で200万ドル儲けた』感想

 

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こんにちは。
ダンスも株投資もひよっこのサトーです。
というよりやったことがないというのが本当のところです。ちなみにダンスはやったことがあるけど苦手です。

 

この本は

 

 

著者のニコラス・ダーバス
1950年代だと思いますが
ダンスツアーで世界中を回っていたダンサーだったそうです。
人気があったんですね。

 

その彼がひょんなことから
株式投資に興味を持ち、
数々の失敗をしながら
最終的に200万ドルの利益を手にした
経緯がつづられています。

 

なので時代的にも投資のハウツー本ではなく、彼の思い出話のようなものです。

 

ボックス理論の誕生などにに興味のあるひとは面白く読めるかもしれません。

 

おもしろい

大変面白く読みました。
この手の本は、結局著者の自慢話だったり
再現性がありそうでなさそうな投資法だったり
どこかで拾ってきた昔からある情報の
寄せ集めであることが多いのですが

 

この本は著者のリアルな失敗談
努力の結果が赤裸々につづられていたので
共感しながら読みました。

 

私はこの本に出てくるような株投資ややらないのですが
ぜんぜん違う仕事にもあてはまるような
失敗談があったので
あーわかるーそういうことってあるよねーと
うなずきながら読みました。

 


情報に振り回される

最終的に200万ドルを手にした彼でも
最初は失敗つづきでした。

 

特に著者は情報に振り回されるクセがあるようです。
初期の情報誌しかり、ちょっと成功してからのウォール街でもしかり。

 

たぶん、著者はいい人で社交性がありすぎるために人の噂や話にも、つい耳を傾けてしまうんでしょうね。
で、それを鵜吞みにしてしまう。

 

おまけに彼はダンサーなので
ノリの良さというか、その場の雰囲気を
無意識にくんでしまって
それで振り回されちゃうのかなあと思いました。

 

幸い著者のニコラスは賢明な人だったので
自分のそういう癖に気づいて、対策をとります。

 

やはり自分のウィークポイントを把握するというのは
大事な事なんですね。

 

まとめ

当時、日本で株取引の電報を打とうとしたら
怪しまれて大変だったとか、
取材にきた記者が自分の話を全然信じてくれないとか
そういう苦労話も面白かったです。

 

私も彼みたいなお金持ちになりたいなあと思いましたが
ニコラスも成功をつかむまでには
多大な損失と、たゆまぬ努力があったので
やはり大金持ちへの道は険しいんだなと思った次第です。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

fortunamajor.hatenablog.com

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