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第7話『赤の大地と失われた花』 スターツ・デザート・ピー 感想

 

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こんにちは。
「勇気を出して 心を強く」というのは、言うは易く行うは難しだなーとしみじみ思うサトーです。
スターツ・デザート・ピーの花言葉は勇気を出して 心を強くだそうです。
さいきん見たドラマの感想です。ネタバレがあるのでご注意ください。

 

★第6話の感想はこちら★

 

ドラマの冒頭に「家庭内暴力の描写を含みます」と注意があります。

 

今回のストーリーは

 

ディランに殴られ首を絞められ、反撃したあと、家に閉じこもったアリス。心配したルルがやってきます。

 

ジューンの病状悪化の報せを聞いたツイッグが、ソーンフィールドに帰ってきます。

 

ボロボロのアリスはDV男ディランがいる職場に戻ることができるんでしょうか?

 

DV男のやり口

若くて純粋で世間知らずで彼氏からの愛を求めているアリスは、ディランに殴られても警察には行きませんでした。

 

一方、DV男なのにこれまで問題を起こしてこなかったディランは、ずる賢く立ち回ります。

 

DVやモラハラの加害者にありがちな、「自分は実は被害者だ」という話をでっちあげて、アリスを加害者に仕立て上げます。

 

職場で孤立したアリスは疲れて怯えて、反論の声を上げることすらできません。
誰も頼れる人がいない土地で、アリスはソーンフィールドに電話をします。
「家に帰りたい」と。

 

アリスにとって、頼れる人と場所がひとつでもあって本当によかったです。
これで「頼れる人や場所がひとつもない」状況だったら、この子は絶望してどうなっていたかわかりませんからね。


まとめ

今回で『赤の大地と失われた花』は最終回ですね。
おそらくシーズン2はないと思いますが、見ごたえのある良質なドラマでした。

 

オーストラリアの雄大で美しい自然の中でも、残虐なことは日々起こっているようです。

 

ジューンは死期が近くなったせいか老いたせいか、若者たちに心を開き、秘密を打ち明けます。

 

かつて性被害にあったひとりの女性がソーンフィールドを築き、たくさんの女性に支援の手をさしのべてきたというのは立派な功績です。

 

アリスは真実を知って、家族を殺した罪の意識から解放されます。

 

見ごたえあるドラマでしたが、アリスの心情など分からないことが多かったので、これは原作を読まないといけないなーと思っています。
そのうち読んでみようと思います。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました。

 

 

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