こんにちは。
最近は義理チョコも友チョコも自分用チョコも買わなくなったサトーです。
今日はバレンタインデーですが、甘い気分を吹っ飛ばすような映画を見たので感想を書きます。
ちょこっとネタバレしているのでご注意ください。
ストーリー
ふたりは豪華客船に招待され、金持ちや、高額チップ目当てのクルーたちと共に旅をする。船酔いしたり遭難したりする中で、その場を支配するパワーバランスがコロコロと変わっていく。
映画はPRAT1、PART2、PART3の3部に分かれています。
感想
邦題にあるトライアングルってヒエラルキーのことなんですね。
勘のいい人はすぐに分かったと思うんですけどね。
あと原題が「Triangle of Sadness」なので、直訳すると「悲しみの三角形」になりましたね。
この場合は男女の三角関係を連想しますよね。そうです、男女の三角関係もでてきました。両方の意味があるのかもしれませんね?
PART2の豪華な船旅のところまでは、ここからどうやってパワーバランスが逆転するの?と不思議なんですが、そのあと急展開して見事に力関係は逆転します。
権力
それを見て思ったのは、権力というのは自ら望まないと手に入らないんだなーということです。
例外として、周囲に持ち上げられて権力の座につく昔の王様みたいな人もいると思いますけどね。
でも基本的には、底辺にいる人がそのポジションを脱したいと思ったら、まず自ら動いていく必要があるんですね。それがよくわかりました。
ヒエラルキーの底辺から抜け出したくても、場合によっては単なるわがままと取られたり、邪魔されて終るかもしれません。
けれどそれを、どうやって自分の理想とする状況へ引っ張っていくか・・・というのが描かれていて、見ていて面白かったです。
その気がないのに議員に立候補させられた二世のひとの話↓↓↓
ヤヤ
ちょっとネタバレになりますが、ラストでヤヤが情けをかけた発言をするんですけどね。これは受け取り方に悩みますね。
ヤヤの善良さともとれるんですけどね。
でも彼女がカールに打ち明けた、「かなり得意なのよ 人を操るのが」という言葉がですね、引っかかるんですよ。
もしかしてあれがヤヤのサバイバルスキルなのかな・・・と勘ぐっちゃったんですよね。そうるすとですね、そのあとも力関係が二転三転していきそうですよね。
ちなみに、ヤヤを演じたチャールビ・ディーンはこれが遺作となって32歳の若さで亡くなったそうです。死因は、Wikipediaによると「犬猫の口の中に存在する細菌カプノサイトファーガを原因とする細菌性敗血症のため」だそうです。
これから活躍したかもしれないのに、大変残念ですね。ご冥福をお祈りします。
まとめ
先に忠告しておくと、Part2の最後はゲロ大会&クソまみれになります。
何とも言えない惨状なので覚悟しておいてくださいね。
飲み食いしながらは見ない方がいいです。
この映画はカップルにはオススメしないし、バレンタインデーにもオススメしませんね。
でも面白かったですよ。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪