こんにちは。
シーズン3まで面白く見ていたドラマがシーズン4でグダグダになったら、そりゃぁちょっと落ち込むよね・・・と思うサトーです。
『キリング・イヴ/Killing Eve』をシーズン4まで見終わったので感想です。
総括
シーズン4を見終わってまず言いたいことはですね、
「なんだそのラスト」ってことです。
それこそ私はシーズン4の8話の4分の3くらいまでは普通に興味深く見てたんですよ。ヴィラネルの心境の変化も、世間一般との常識やモラルの乖離とかも理解できたんですよね。イヴとヴィラネルがソウルメイトなのは知っていたのでね、ふたりの関係性がこじれてるの面白いなーとか思いながらね。
で、あのラストがきて、なんだそれ…これまで散々やってきてそれかよ…エンディングでブルーブルーとか歌ってる場合じゃねーぞと、ガックリしたんですね。
ケニー殺しの犯人もあやふやだったし、キャロリンの凄みもなかったし、キャロリンの野望はそんな終わり方なの?ってね。
私は原作を読んでいないんですけどね。それでもドラマとしてシーズン4までやってきて、あの終わり方は中途半端すぎると思いました。
以下、印象に残ったことだけを書きます。
#1
あれだけメンタルつよつよだったヴィラネルがよわよわになっています。行動は変わっても心は変わらない。そんなことは可能なのだろうか?やはりどこかでつながりを求めている様子。そして幻覚を見はじめる。
#3
甘えたい対象としてイヴを選んだヴィラネル。
「この気分が気に入らない」と言うがそれは罪悪感と寂しさでは?
#4
キャロリンの服装が好き。
スポーツウェアにトレンチコートをオン、足元はスニーカーで歩きやすさを重視。若者向けのコーディネートなんだけど、キャロリンの年齢でも似合って合ってますね。すぐに真似できる。でも身長が必要ですかね。
#7
爽やかな海辺で、古だぬきのコンスタンティンが若者の手にかかるというのは非常に物哀しい。熟練した者が若い愚者に殺される。そう、彼女の仕事は死体を整えることなのだ。シーズン4で唯一涙を誘うシーンかも。
#8
なんだそのラスト。
まとめ
というわけで、なんだそのラストってかんじのシーズン4でした。
私はクレイジーでクールなヴィラネルが見たいんであって、セクシーなイヴが見たいわけではないんですよね。(イヴの体やセクシーシーンがどうこうではない)
ネタがなくなったのか何なのかは知りませんが、セクシーでみだらなイヴを出して、ほらステキでしょ?興奮するでしょ?っていうのは製作者側のカン違いだと思うんですよね。そうじゃなくて、私は過激なヴィラネルとイヴたちの攻防が見たかったんですよね。
Wikipediaによると批評家の支持率はシーズン1、2が90%台、シーズン3が80%台、シーズン4が50%台らしいです。
しつこいんですけど、ラストだけは納得いかないですね。
あんなにおもしろかったのに残念です。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪