こんにちは。
そろそろ本気でシミ対策をしようと決意したサトーです。
前から少し気になっていたのですが、太陽光の下で素顔を見たら一瞬で本気になりました。
年には勝てませんが、現代のシミ改善技術に期待して取り組んでいきたいと思います。
それにしても歳をとると昔は気にならなかった問題が次々に出てくるので大変ですね。
ネタバレしてるんでご注意ください。
ストーリー
カフェを営むテレーズは、オペラを口ずさみながら歩くホームレスと出会う。その顔を見て驚くテレーズ。
ホームレスの男は、かつてナチスに連れ去られたテレーズの夫にそっくりだった。
店も恋人も放り出して、ホームレスのあとを追うテレーズ。
あの男は夫なのだろうか?それとも別人?
ホームレスの男
ホームレスの男は記憶をなくしてるですね。
なので自分が誰なのか、どこから来たのか、何をやっていたのかは覚えていません。
でもテレーズは、彼は夫に違いないと確信しているようです。
「思い出せない」と言う男に無理やり思い出させようとします。
テレーズは思いこんだら一直線のタイプですね。
で、いろいろあって追い詰められた男は逃げ出します。
そこで事故に遭ってしまいます。
彼は無事でしたが、結局テレーズのところへは帰ってきませんでした。
それでもテレーズは諦めてないようです。
その姿が物悲しく映るのですが、それでも目を輝かせているテレーズの「冬になれば戻ってくる」という言葉を残して映画は終わります。
感想
このホームレスが夫なのか?という問いに対するひとつの答えとして
「男の頭の傷」があるんですね。
手術の跡なんですよね、たぶん、ナチスにやられたんだと思います。
その傷を見ると、彼がもし夫だったとしても、記憶は戻らない可能性が高いな・・・と察するんですよ。体は夫だったとしても、精神も心もかつての夫ではなくなっているはずなんですよね。
もし別人だったとしても、思い出せないなら、どのみち別人であることは証明できないんですよ。
だからホームレスが夫かどうかは永遠にわからないんですよね。
テレーズが信じるかどうかだけなんです。
ひとつ消化不良のことがあって、夫の親族と思われる男がホームレスのことを「調べてみる」と言ったのに、その答えが出てこなかったんですよね。
まあいっか。結局、彼を夫とするかどうかはテレーズ次第ですからね。
まとめ
個人的にはですね、あまり響かなかった映画です。
私にはテレーズがだんだんと狂っていくように見えたし、最後は障がいのある戦争の犠牲者を、大勢で追い詰めているみたいで好かんですね。
テレーズには彼女を心配して見守ってくれる、客や従業員の仲間がいることはわかったんですけどね。
それにしても、ホームレスの男が哀れでした。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪