本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』感想

 

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こんにちは。
片付けとか掃除とかレシートの整理とかついつい先延ばしにしてしまうサトーです。
先延ばしはしないほうがいいと頭ではわかってるんですが、なんか気づいたら先延ばしちゃってるんですよねー。


先延ばし、しますか?

『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』
ピアーズ・スティー

 

 

先延ばしをうむ原因の一つに遺伝的要因があるって知ってましたか?!

そんなの知らなかった!

 

てことは、今まで私が悩んできた面倒くさいことを先延ばしにするクセは
私の問題というより私の遺伝子の問題なので
先延ばししてしまうのは私の問題ではなかった…てことでいいですかね?!

 

こんなことを考えたのも、この本にハッキリ書いてあったからです。

 

先延ばしを生む原因の一端は、遺伝的要因、すなわち脳の構造にある

 

その他にも、本人が置かれている環境は無視できないとありますが
それはそうですよね。


それでも遺伝子が原因のひとつだったとは
ちょっと肩が軽くなった気分です。


いやー先延ばしグセの半分くらいは私のせいじゃない!
遺伝子のせい!
たぶん。


先延ばしグセをチェック!

この本には、先延ばし度をチェックする診断テストもついています。

私は意外にも(!)平均でした。
が、安心したのも束の間…


先延ばしにもタイプがある

次は、あなたはどの先延ばしのタイプか?を調べましょう。
2つ目の診断テストでわかります。


タイプは3つ、エディー型、バレリー型、トム型です。


私はなんと…
三つ全てのタイプに当てはまりました!


さすが私!
筋金入りの先延ばしヤローです。

 

自分のタイプがわかったら、克服法というか対策も見てみましょう。
本書の後のほうでストーリー仕立てで紹介されています。


ファスト&スロー

まさかここで『ファスト&スロー』に通じる話が出てくるとは思いませんでした。

 

それは、脳の辺縁系前頭前野
システム1とシステム2。

 

つまり、原始的で感情的なシステム1
その奥にある知性的て理性的なシステム2。

 

人間が判断するときはこの2つが関係しているというんですね。
『ファスト&スロー』では
いかに理性的なシステム2を活用できるか
みたいな話が出てきたと思います。


こういったふうに、科学的なアプローチも取り入れて
先延ばしについて考察している本です。


先延ばしの対策

ついつい先延ばしをしてしまう・・・
そんな人のために対策も書いてありますよ。


先延ばししそうになったら、自分へのご褒美を用意するとか
タイマーをセットして20分とか30分ごとに区切って取りかかるとか
今では、けっこう当たり前になったことも書かれていますね。


まとめ

タイマーとかそんなのすでにやってるよーという方でも
先延ばしの診断テストだけでもやってみると面白いかもしれません。

 

私もまさか3タイプ全てに当てはまるとは思ってもいませんでした…


先延ばしの仕組みがわかっただけでも、よかったんだと思います。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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