本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

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『14歳から考えたい貧困』感想

 

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こんにちは。
お気に入りのシャツにシミがついているのを発見したサトーです。
夏用の麻のシャツで、タンスにしまっていたんですが、ちょっと暖くなったんで着てみようかなと思ったんですね。


そしたら目立つ場所にシミがついてました。たぶん紅茶のシミなんですけど、ショックです。完全に乾いていて落ちそうにないので、泣く泣く処分しました。
なんで気づかなかったんだろう・・・

 


貧困について考える本

さて、本の感想です。
『14歳から考えたい貧困【ベリーショートイントロダクション】』感想
フィリップ・N・ジェファーソン/神林邦明

 

 

この本を読み終えた感想はですね…
これ、ほんとに14歳が読むの?です。
大人の私が読んでも難しかったです。


14歳でこれ読むの?

世界の貧困の比較からはじまって
政治と貧困
貧困が及ぼす健康、教育、資産、環境などへの影響
貧困と労働市場
そして貧困対策の現状まで幅広く紹介されています。

 

これが理解できる14歳は飛び級できるんじゃないかと思います。
数字もデータもたくさん出てくるんですよね。


いちばん印象に残った言葉

それは


ある国の貧困化を減らすための手助けとなる一つの方法は、その国に資金を与えることです。

 

その資金は、学校、診療所、インフラ、ワクチンの支払いにあてることができるーーとのこと。

個人的には、生活のインフラや診療所がある程度
整っている環境だと教育に力を注ぐのが有効なのではないかと思いました。

まあ高い教育を受けても環境に恵まれず
経済的に不利になる人は日本にもいますけど
それはこの本でいう貧困とはまた別の問題のようです。

 

貧困とはどういうものか

この本では結論としてこう書いてあります。


貧困は、人びとから、自分の人生を最大限に充実させて生きていく機会を奪います。(中略)
それが私たちの進歩の妨げになるからです。

 

たしかにそうですね。
必要最低限のお金がない状況では、やりたいこともできないし
やらなきゃいけないことさえできない事もあります。
そうなると、人生の選択肢が狭まって、行動範囲も狭まってきますからね。

 

もうちょっとお金があればできたことを
諦めなければならないこともあるでしょう。
そうなると生きていく喜びが失われていくんでしょうね。

 

まとめ

そういったことが、どちらかというとマクロな視点で書かれています。
で、具体的に我々日本人はどーしたらいーの
というところまでは踏み込んでいません。
まあそうですよね、米国の本ですから。

 

世界的な視野で、貧困について学ぶには良い本となるでしょう。
たぶんね。

 

あらためて、良質な教育というのは大切なんだなあと思いました。

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

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