本と映画とドラマの感想|サトーのブログ

本、映画、ドラマの感想を書いています。

第7話『デッドロック~女刑事の事件簿~』感想

 

このブログではアフィリエイト広告を利用しています。

 

こんにちは。
暑すぎてすっかり夏バテ気味のサトーです。

 

最近のお気に入りドラマ『デッドロック~女刑事の事件簿~』の
エピソード7の感想です。
次回はいよいよ最終話です!

 

未視聴の方はネタバレにお気をつけください。

 

★エピソード1~3の感想はこちら↓↓↓

fortunamajor.hatenablog.com

 

★エピソード4の感想はこちら

★エピソード5の感想はこちら

★エピソード6の感想はこちら

 


今回のデッドロック

 

エピソード7

エピソード7

  • ケイト・ボックス
Amazon

↑↑↑ダルシーの留守電に報告するアビー

 

 

湖にプカプカと浮かぶ死体が
6体も出てきちゃったデッドロック

 

シリアルキラーのターゲットになり得る
17歳以上の白人男性は
町から逃げ出していきます。

 

残されたのは女性と
警察関係者だけみたい。

 

ダルシーエディ
怪しい人物たちに事情聴取を
続けますが成果なし。

 

そんな中、
エディは好きな人を見つけましたが
ダルシーの家庭は離婚寸前に。

 

そして、ついに
ヘイスティングス長官
男どもを引き連れてデッドロック
乗りこんできました。

ダルシーとエディは捜査から
外されてしまします。

 

冤罪をも恐れぬヘイスティングス長官と
何やら閃いたらしいダルシー。

 

さて、次回はいよいよファイナル。

それにしても、この人たちは真犯人を
捕まえることができるんでしょうか?

 


長官と男ども

エピソード7で際立っていたのは
男と女の立場がはっきり分かれて
描かれていたことですね。

 

長官率いる男ども と ダルシーとエディたち
(スヴェンは例外)

 

バスに乗る男ども と 町に残る女ども

 

そして長官と男どもは
これでもか!という
わかりやすい「男らしさ」を披露します。

 

証拠不十分なのに
ヘルメットと銃で武装した男どもを
リラックス集会中の女どもの
ところへ送り込んだり

 

出発前にフットボールの試合みたいに
大声出して気合を入れたり、
全員連行したあとは
試合に勝ったみたいに
肩をたたきあったり、ハグしたり。

 

いまどき、こんなひねりのない演出も
珍しいと思うんですけどね。
まあコメディなんで、
ある程度デフォルメされているのかなと。

 

まあ、その姿を見てダルシーは
真犯人へのヒントを閃くんですけどね。

 


男女二元論

このドラマで目立つのは
女は~
男は~
OOするもの~、逆に XXはしないもの~
とか

いわゆるジェンダーバイアスというか
男女の役割や性質を
はっきりくっきり決めてかかっている
んですよね。

 

レズビアンカップルを複数登場させたり
ゲイも何人か登場するのに
こういうことをするのは不思議ですね。

 

コメディなので、おそらく
あえてこういう発言を
させていると思うんですけどね。

 

なので犯人を推測していく場合にも
女は~、男は~、だからXXで~
という論法?が使われます。
スヴェンが嫌う男女二元論ですね。

 

そういう男女の性差や役割、性格などを
きっちり分けた発言を繰り返すのは
昭和以前の日本のドラマを連想させますね。

 

ただ、そういった発言が繰り返されていても
あまり深刻に受け取らずにすむのは、
キャラクターだったり
町の公的機関の人事だったり
言ってることは古臭くても、やってることは現代的
とか、そういうところの演出が
しっかり考えられているからなのかなと
思いました。

 


ヴァネッサ

ここでヴァネッサという人物について
考えてみます。

 

彼女は現在、たぶん39歳なんですが
15歳のころから性的虐待をうけ、
おそらくグルーミングもされていたことが
発覚します。

 

ただ本人にその自覚はありません。
まあそれがグルーミングというもの
なんでしょうけどね。
その話を聞いて本人よりも
周りのほうがショックを受けます。

 

彼女はフィルをはじめ、
周りの男たちに利用されて生きてきたと
推測しますが、
男たちの言うことを聞いていても
結局、最後は
「男たち」の仲間には入れて
もらえなかったんですね。
(バスに乗せてもらえなかった)

 

そこが興味深いなと思いました。
ヴァネッサは仲間意識でやっていたようですが
男どもは違う意識でやっていたようです。

 

その証拠に、エピソード5
家賃が払えないからと
フィルに部屋を追い出されてましたよね。

おそらく「仲間」であれば
ヴァネッサ側の事情を鑑みて
数か月は家賃なしでもいいよ~と
言っていたのかもしれませんね?
わかりませんけどね。

 


スヴェンたち

さーて、いよいよここに来て
スヴェンの好きなタイプが発覚します。

スヴェン、そんなわかりやすいタイプが
好みだったとは・・・
スヴェンの恋がうまくいくことを祈ります。

 

そして、すっかり大人しくなって
影が薄くなったエディ
好きな人を見つけてニヤニヤしています。
幸せそうで何より。
ブッシュの傷が癒えるといいですね。

 

一方、毒が抜けたアビー
クソ男にクソ男と言い放ち、
ついに反撃に出ます。
「バスに乗りなよ~」と
クソな検死官を町から追い出す気満々です。

 

私はアビーを見てると元気になるので
アビー、がんばってほしいです。

 


そういえばトムは

タミーのハッパ動画を撮っていましたが
あれはハンターには渡さないと決めたようです。

トムは理性の働く良い子だったんですね。
そのあと、タミーにもごめんなさいを
してました。

 

友情に亀裂が入りましたが
大事(おおごと)にならなくてよかったです。

ハンターに反旗を翻す者も出てきたので
チーム内の流れが変わりそうですね。

 


いよいよ最終話

次回は、いよいよファイナルの第8話です。
楽しみですね。

 

犯人は誰なのか、まったくわかりません。
年齢的にはレイが近いようだし
大型冷凍庫を持っていて舌を切り取る技術があるのは
ジェームズっぽいです。

『聖トリニアンズ女学院』の校長みたいにマーガレットの
可能性もなくはないかも?

 

まったくわかりませんね
もう誰が犯人でも
驚かないような気がします。

 

それでは、お読みいただきありがとうございました♪

 

 

fortunamajor.hatenablog.com

fortunamajor.hatenablog.com

fortunamajor.hatenablog.com